今日の裏読み、表読み(2025/04/04)
本日の経済指標としては、日2月全世帯家計調査、スイス3月失業率、独2月製造業新規受注、スウェーデン3月消費者物価指数、仏2月鉱工業生産、英3月建設業PMI、メキシコ2月消費者信頼感指数、加3月雇用統計と米3月雇用統計が発表される。
注目は米3月雇用統計で、DOGEによる人員削減の影響がどういった形で現れるか大注目となる。一応直近出たADP全米雇用報告が予想より強かったが、あくまで民間部門の数字であり、本日の労働省の雇用統計は、政府部門の雇用も発表される。全体の数値に悪影響を与えるリスクには注意しておきたい。
要人発言としては、パウエルFRB議長が「経済見通し」について講演する。トランプの相互関税で揺れる相場に安心感を与えることができるのか注目したい。
戦略としては、ドル円は、145.20まで下値を拡大。下値は145.20や145円をストップに押し目買い、維持されると売りは利食い優先で、割れても144円、143.44、142.96割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、既に147円が抑えると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めるか、148円方向まで慎重に売り上がって、148.11越えをストップ、越えても148.69-98、150.49、151.25-30、152.31、153円や153.50前後、154円、154.80、155.52越えをストップに順次売り場探し。
ユーロドルは、1.1144まで一時急騰。ただ、上値追いは厳しく、上値は1.1144が抑えると買いは利食い優先で、売り上がっても超えるなら止めて、1.1214、1.1276越えをストップに売り上がりとなる。下値は、1.1000前後が維持されると売りは利食い優先や買い狙い。割れるなら止めて、1.0840-80ゾーン、1.0800、1.0733-64、1.0676、1.0600、1.0466-96割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3208まで上値を拡大。上値は、1.3208が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3249、1.3300、1.3434越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3050を前に下げ渋りでは、売りは利食い優先。買い下がっても割れるなら止めて、1.2950、1.2862-71、1.2800、1.2672-00、1.2560-83、1.2477割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は、154.80を維持して164.19まで一時反発も上値を抑えられる形。上値は、163.04が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて164.19、164.55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は160.06-12が維持されると売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて158.90、158円、157円、155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して195.98まで反発、上値は193.68が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、195.77-98、196.32、197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は、191.08が維持されると売りは利食いで、買いは190.75を割れるなら止めて188.80、188.25、187.69-25、187.01-25割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、91.83まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、94円前後が抑えると買いは利食い優先や売り狙い。超えるなら止めて94.67、95.30-40、95.75、96.50、96.77-00、97.33-52越えをストップに順次売り直しとなる。下値は91.83が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて91円、90.13割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、83.15まで下値を拡大も維持する形。上値は、85.54が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて85.00、86.87、87.18-48、87.97-25越えをストップに売り直しとなる。下値は84.02が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて83.07-31、81.56、80.44割れをストップに買い直しとなる。