今日の裏読み、表読み(2025/04/03)

トランプ政権の相互関税の発表を終えて市場はリスク回避の動き。この影響がどこまで続くかは不透明だが、ある程度織り込む形も想定される。追いかけるのは避けたい。
これからの経済指標としては、ユーロ圏各国の3月サービス業PMI・改定値、英3月サービス業PMI・改定値、ユーロ圏2月卸売物価指数、欧州中央銀行理事会・議事録公表、加2月貿易収支、米国では、3月チャレンジャー人員削減予定数、2月貿易収支、週間新規失業保険申請件数、3月サービス業と総合PMI・改定値、3月ISM非製造業景況指数と総合指数などが発表される。
 注目としては、各国のサービス業PMIは改定値であり、影響は少ないが、一応格差が見えた場合の一定の影響は想定しておきたい。一方米国では、週間新規失業保険申請件数と3月ISM非製造業景況指数と総合指数が焦点。直近DOGEの影響を受けた雇用環境の悪化やもし、ISMが弱い結果となるなら、ドル売りが続きそうだ。
 その他株価や米長期金利、トランプ政権の発言など引き続き注視して対応したい。
 
 戦略としては、ドル円は、158.87で上値を抑えられて、下落が146.54まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、既に148円前後を前に上げ渋りでは買いは利食い優先、売りは148.11越えをストップ、越えても148.69-98、150.49、151.25-30、152.31、153円や153.50前後、154円、154.80、155.52越えをストップに順次売り場探し。下値は、146.54を前に下げ渋りでは売りは利食い優先で、買っても割れるなら止めて146.54、145.92、143.44、142.96割れをストップに順次買い場探しとなる。
 ユーロドルは、反発が1.0955に再度目指す展開。上値は、1.1000が抑えると買いは利食い優先。超えるなら止めて1.1050、1.1083、1.1144越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.0840-80ゾーンを前に、下げ渋りでは売りは利食いで買い下がっても、ストップは1.0800割れ、割れても1.0733-64、1.0676、1.0600、1.0466-96、1.0360-89、1.0317、1.0277-92割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3113まで上値を拡大。上値は、1.3175が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3250越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3000を前に下げ渋りでは、売りは利食い優先。買い下がっても、割れるなら止めて、ストップは1.2950割れ、更に割れても1.2862-71、1.2800、1.2672-00、1.2560-83、1.2477、1.2373、1.2333、1.2249割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、154.80を維持して164.19まで反発も上値を抑えられる形。上値は、162円や163円が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて164.19、164.55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は160.06-12が維持されると売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて158.90、158円、157円、155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.69で下値を維持して195.98まで反発、上値は194.00-50ゾーンが抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて195.98や196.32をストップに売り直し、更に超えても197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は、192.02-22が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて191.47、190.75、188.80、188.25、187.69-25、187.01-25割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、91.83まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、93.50が抑えると買いは利食い優先や売り狙い。超えるなら止めて94.67、95.40、95.75、96.50、96.77-00、97.33-52越えをストップに順次売り直しとなる。下値は91.83が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて91円、90.13割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、83.15まで下値を拡大も維持する形。上値は、85.50-86.00ゾーンが抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて86.87、87.18-48、87.97-25越えをストップに売り直しとなる。下値は84.02が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて83.07-31、81.56、80.44割れをストップに買い直しとなる。