今日の裏読み、表読み(2025/03/26)

昨日はドルに売り戻しが優勢となった。ただ、月末・四半期末のフローによる影響が大きく、追いかけるのは避けたい。ただ、この時期は、欧州時間にユーロが買われ、NY時間でドルが買われる傾向が見えることは留意しておきたい。
 経済指標としては、日2月企業向けサービス価格指数、1月景気先行・一致指数・改定値、1月スーパー販売額、豪2月消費者物価指数、英2月消費者・小売・生産者物価指数、仏3月消費者信頼感指数、米2月耐久財受注などが発表される。
 大きな材料はないが、豪2月消費者物価指数や英2月消費者・小売・生産者物価指数の強弱次第で一定の動きがありそうだが、影響は大きく出ない見通し。
 その他今週は要人発言が機会が多いことは注意だが、英国ではリーブス英財務相が予算案を提出、英予算責任局が春季経済予測を公表することで、内容次第では波乱が想定されることは留意しておきたい。また、米国の入札週で米長期金利の動向にも注目しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、158.87で上値を抑えられて、下落が146.54まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は150.95や151.18-30が抑えると買いは利食い優先、売っても超えるなら止めて152.31、153円や153.50前後、154円、154.80、155.52越えをストップに順次売り場探し。下値は、149円ミドルが維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて148.58-61、148.00-17、147.41、146.54、145.92、143.44、142.96割れをストップに順次買い場探しとなる。
 ユーロドルは、反発が1.0955まで拡大も現状は上値を抑えられる形。上値は、1.0858-61が抑えると買いは利食い優先で売っても、超えるなら止めて、1.0920や1.055をストップに売り上がり。更に超えても1.1000、1.1050、1.1083、1.1144越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.0766-77が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、.0676、1.0600、1.0466-96、1.0360-89、1.0317、1.0277-92割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3015まで反発。上値は、1.2974が抑えると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて1.3015-48、1.3071、1.3103、1.3175越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.2862-02ゾーンが維持されると売りは利食い、買っても割れるなら止めて1.2800、1.2672-00、1.2560-83、1.2477、1.2373、1.2333、1.2249割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、154.80を維持して164.19まで反発も上値を抑えられる形。上値は、163円前後が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて164.19や164.55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は160.74が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて160.06-28、158.90、158円、157円、155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.69で下値を維持して195.01まで反発、上値は195.01が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて195.82、196.02、197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は、192円前後を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて191.47、190.75、188.80、188.25、187.69-25、187.01-25割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、91.83まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、95.04-36が抑えると買いは利食い優勢、売りは越えるなら止めて、95.76越え。更に超えても96.50、96.77-00、97.33-52、98.26、98.77、99.17-23越えをストップに順次売り直しとなる。下値は93.15を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて、92.54、91.83、91円、90.13割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、83.15まで下値を拡大も維持する形。上値は、86.42が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、86.83-18や87.38-48、87.97-25越えをストップに売り直しとなる。下値は85.04-21が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて94.02、83.07-31、81.56、80.44割れをストップに買い直しとなる。