昨晩の海外市場は、米2月小売売上高、3月NY連銀製造業景気指数やNAHB住宅市場指数が予想より弱い結果となり、ドル売りが優勢も、インフレ示す指標が強く、米10年物国債利回りが4.331%から4.260%で揉み合いとなったことで、ドル売りも限られた。またNY株価3指数がFOMCを控えて買い戻しが優勢となったことで、リスクオンの円売りが優勢となった。尚、OECDがトランプ関税の影響で、2025年の世界経済成長率見通しを前回の3.3%から3.2%、米国を2.4%から2.2%、日本を1.5%から1.1%と下方修正したが、影響は見えなかった。
ドル円は148.31まで下落後149.25まで反発、ユーロドルは1.0869から1.0930まで反発、ポンドドルは1.2939から1.2999まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円が163.05、ポンド円は193.97、オージー円は95.36、NZD円は86.91、カナダ円は104.53までじり高となった。