今日の裏読み、表読み(2025/03/12)

昨晩もリスクオフの展開。ただ、一定の反発もあって、混乱する相場が続く可能性に留意。アストロ的に水星の逆行期であり、追いかけて売り買いしても目が出ない相場となりそうだ。
 金融政策としては、カナダ銀行が政策金利を公表する。一応0.25%の織り込みが予想されており、これは一定の織り込みの範囲となるが、そろそろカナダ銀行は政策金利の引き下げペースを落とす可能性が高く、こういった面がカナダドル相場を支える可能性に注意しておきたい。
 経済指標としては、日本の1-3月期四半期法人企業景気予測調査と2月国内企業物価指数、トルコ1月経常収支、インド2月消費者物価指数、米国では、2月消費者物価指数やクリーブランド連銀・消費者物価指数などが発表される。
 注目は、米2月消費者物価指数となるが、総じて前回の強い結果からは弱い見通しが示されている。トランプ関税の影響からは強い結果となる可能性が指摘されており不透明も、弱い結果が予想されており、強い結果がリスクとなりそうだ。
 要人発言としては、FRBがブラックアウト期間にあり、FRB要人発言は少ないが、ECBの要人発言が続く。ECBもそろそろ利下げモードの修正に入る可能性が高く、タカ派気味の発言が相場を支えるか注目したい。

 戦略としては、ドル円は、158.87で上値を抑えられて、下落が146.54まで下値を拡大。上値は148.11-39が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて149.33、151.18-30、152.31、153円や153.50前後、154円、154.80、155.52越えをストップに順次売り場探し。下値は、146.76-02が維持されると売りは利食いで、買い下がっても、146.54を割れるなら止めて145.92、143.44、142.96割れをストップに、順次買い場探しとなる。
 ユーロドルは、反発が1.0947まで拡大。上値は、1.09ミドルが抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるならや止めて1.1000、1.1050、1.1083、1.1144越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.0805-36が維持されると売りは利食いで買い下がっても、1.0766を割れるなら止めて、1.0676、1.0600、1.0466-96、1.0360-89、1.0317、1.0277-92割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.2966までまで反発。上値は、1.3010が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3048、1.3071、1.3103、1.3175越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.2862-73が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.2800、1.2672-00、1.2560-83、1.2477、1.2373、1.2333、1.2249割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、154.80まで下落もこれを維持する形。上値は、162.49-71が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて164.08-55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は、160.51が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて158.90、158円、157円、155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円は、187.69まで再下落も維持する形。下値は、188.25-80が維持されると売り利食いで、買っても割れるなら止めて187.69-25、187.01-25、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、192.56が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて193.07-38、193.77-03、194.76-78、196.02をストップに順次売り直しとなる。
 豪ドル円は、91.83まで下値を拡大。下値は91.83が維持されると売りが利食いで、買っても割れるなら止めて91円、90.13割れをストップに買い直しとなる。上値は、93.49が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて94.72-74、95.46、96.50、96.77-00、97.33-52、98.26、98.77、99.17-23越えをストップに順次売り直しとなる。
 NZD円は、83.15まで下値を拡大。下値は83.07-31が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて81.56割れをストップに買い直しとなる。上値は、85円前後が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて85.64、86.16、86.90-04や87.41-48、87.97-25越えをストップに順次売り直しとなる。