(12日発表)
2月消費者物価指数 [前月比] (前回0.5% 予想0.3%)
2月消費者物価指数 [前年同月比] (前回3.0% 予想2.9%)
2月消費者物価指数・コア指数 [前月比] (前回0.4% 予想0.3%)
2月消費者物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回3.3% 予想3.2%)
総じて前回の強い結果からは弱い見通しが示されています。トランプ関税の影響でインフレが上昇するとの見方から不思議な感じがしますが、恐らく駆け込みの動きが強まったことが要因かもしれません。また、こういった数値は遅れて反映される可能性が高いので、今回の数値が弱くても、信じるのは危険そうです。また、以下はCPIとPPIのトレンドを見るチャートですが、どうみても反転傾向にあるように見えます。加えて昨日発表されたNY連銀の2月インフレ期待では、特に1年先が3%から3.1%に上方修正されています。今回の予想が弱めだけに、サプライズ的には強い結果となるリスクに備えておきましょう。

