昨晩は、今週のパウエルFRB議長の議会証言や米1月消費者物価指数などの重要イベントを控えて様子見ムードが強い展開。本日は、東京市場が休場で、アジア時間は様子見ムードが続くとしても、米上院銀行委員会でのパウエルFRB議長の議会証言次第では、一定の動きが出る見通し。ただ、想定される発言は、「利下げを急がない」姿勢であり、その場合影響は限られそうだ。
本日の経済指標としては、豪2月ウエストパック消費者信頼感指数、英1月英小売連合・小売売上高調査、豪1月NAB企業景況感・企業信頼感指数、仏12月ILO基準失業率、ノルウェー第4四半期GDP、米12月NFIB中小企業楽観度指数、南ア12月製造業生産、メキシコ12月鉱工業生産、加12月住宅建設許可・建設許可件数などが発表される。
大きな材料はなく反応は限定されそう。ただ、超タカ派マン英中銀委員が、6日の金融政策会合で予想外に0.50%の大幅利下げ主張しており、 マン委員の本日の発言は注目しておきたい。
戦略としては、ドル円は、158.87で上値を抑えられて、下落が150.93まで拡大もこれを維持する形。下値は、151.20-57が維持されると売りは利食いで、買い下がってもストップは150.93割れ。割れても150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、152.54が抑えると買いは利食い優先、売りは越えるなら止めて153.21越えをストップに売り直し。更に超えても154.46、155.52、155.88-98や156.25、156.58-75、158.20、158.87、159.45、160.26越えをストップに順次売り場探し。
ユーロドルは、1.0141まで下落も、これを維持する形。下値は、1.0272-77が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.0211、1.0141、1.0100、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.0343が抑えると弱く、買いは利食いで売っても、超えるなら止めて1.0443-68、1.0533-40、1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。
ポンドドルは1.2100まで下値を拡大も維持する形。下値は、1.2360が維持されると売りは利食いも、買いは割れるケースも想定して、1.2249割れをストップに買い下がり。割れても1.2130、1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。上値は、1.2493を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.2550-76、1.2607-15、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、155.61まで下値を拡大。下値は155.61を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めても155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は、158.01が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて159.60、160.71、161.51、162.49-71、164.08-55、164.90-165.10、166.10-12越えをストップに順次売り場探し。
ポンド円も187.01まで下値を拡大。下値は、187.01が維持されると売り利食いで、買っても割れるなら止めて185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、189.15-59が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて190.59、191.85、193.17-38、193.78-38、193.77-03、194.76-78、196.02、197.55、198.26をストップに順次売り直しとなる
豪ドル円は、上値を98.77で抑えられて、94.25まで下値を拡大。下値は94.25が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて93.60-87や93.42割れをストップ、更には92円や91円、90.13割れをストップに買い直しとなる。上値は、95.68が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて96.76-94、97.52、98.26、98.77、99.17-23、100.03、101.04-15、101.57越えをストップに順次売り直しとなる。
NZD円は、85.22まで下落が拡大。下値は85.22が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて84円、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、86.24-44が抑えると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて87.03-48、87.97-25、88.85、89.28、89.72-90.08越えをストップに順次売り直しとなる。