昨晩の海外(2025/01/18)

 金曜日の海外市場は、米12月住宅着工/建設許可件数や12月鉱工業生産が予想より強い内容だったが、来週のトランプ大統領の就任式やキング牧師の誕生日でNY市場が休場となることで、揉み合い気味の展開に留まった。米10年物国債利回りは4.568%まで低下後4.625%まで反発も、このレンジの推移に留まった。 
 ドル円は、「日銀政策委員、過半が利上げ支持」との日本経済新聞の報道で155.41まで売りに押された後は、156.37までじり高、ユーロドルは、1.0265から1.0330まで反発後売りに押され、ポンドドルはも1.2161から1.2228で上下した。尚ナーゲル独連銀総裁は「インフレは依然高水準、不確実性は強い」、「ECBは利下げを急ぐべきではない」との見解を述べている。
 一方クロス円は堅調な欧米株価が支え、ユーロ円は、159.95で調整を限定して161.01まで買い戻され、ポンド円も189.43から190.62、オージー円は96.07から97.17、NZD円は86.69から87.56、カナダ円は107.70から108.53まで反発した。