昨晩は、一連の弱めの米経済指標を受けて、ドルが軟調な展開。本日は週末で、更に月曜日が、キング牧師記念日で休場となることもあって、同様なポジション調整の動きが続く可能性に注目して対応したい。
本日の経済指標としては、中国の12月住宅価格指数、第4四半期GDP、12月小売売上高・鉱工業生産・固定資産投資、12月失業率、英12月小売売上高、ユーロ圏11月経常収支と12月消費者物価指数・改定値、加11月対内外証券投資額、米国では、12月住宅着工・建設許可件数、12月鉱工業・製造業生産、12月設備稼働率などが発表される。
注目としては、中国の一連の指標は下げ止まり感も見えており、堅調な結果が中国株にプラスとなっても、引き続きトランプ新政権の誕生を控えており、大きな影響は見えなさそう。また、英12月小売売上高やユーロ圏12月消費者物価指数の改定値は強弱次第、一方米国も指標では、大きなものはなく、強弱入り混じれば、反応は限られそうだ。
戦略としては、ドル円は、158.87まで上値を拡大も現状は押さえられる形。上値は156円前後が押さえると買いは利食いで、売りは156.37を越えるなら止めて、157円や157円ミドルと売り場探しで、このストップは158.20越え。更に越えても158.87、159.45、160.26、160.73、161.25、161.81-95越えをストップに順次売り場探し。下値は、154.90を前に下げ止まりでは売りは利食い。買っても割れるなら止めて153.70、153.16、152.46、151.80、150.90-00、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。
ユーロドルは、1.0178まで下値を拡大もどうにか維持する形。下値は、1.0239や1.0260が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.0178、1.0100、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.0354が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.0434-58、1.0500や1.0535-40、1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。
ポンドドルは1.2100まで下値を拡大もどうにか維持する形。下値は1.2130や1.2174が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。上値は、1.2307-24が押さえると買いは利食いで売っても超えるなら止めて1.2377-00、1.2450-00、1.2576、1.2607-15、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、164.90で上値を押さえられて、直近安値を割れる展開。下値は159.74が維持されると売りは利食いで、割れても159.11を前に利食い優先で、買い下がっても割れるなら止めて、158.64、157.56-86ゾーン、156.05-18、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は161円前後が押さえると買いは利食いで、売ってもストップは161.13越え、越えて162.89越えをストップに売り上がり。更に超えても163.19-51、163.81、164.55、164.90-165.10、166.10-12、166.69、168.00、169.21越えをストップに順次売り場探し。
ポンド円も上値が198.96で抑えられて、189.78まで下値を拡大。下値は、189.36を前に下げ止まりでは売り利食いで、買い下がっても割れるなら止めて、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、193円を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売り上がっても、超えるなら止めて194.78、196.02、197.55、198.26、198.96、199.56-81をストップに順次売り直しとなる
豪ドル円は、上値を98.75で抑えられて、下値を96.33まで拡大。下値は51.81が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて95.33-53、94.71、93.60-87割れをストップに買い場探しとなる。上値は97.15が押さえると買いは利食いで、売りは超えるなら止めて97.96-51、99.17-23、100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。
NZD円は、89.45まで再反発も上値を押さえれて下落が86.35まで拡大。下値は86.28が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.36、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、88.09が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.74、89.72-90.08、90.56、91.20-34越えをストップに順次売り直しとなる。