今日の裏読み、表読み(2025/01/10)

 昨晩もドルが堅調な推移。ただ、NY株式市場が休場、債券市場短縮取引なこともあり、様子見ムードの展開。ただ、本日は米雇用統計の発表が控えており、荒れた動きには注意しておきたい。
 経済指標としては、日11月全世帯家計調査、12月外貨準備高、11月景気先行・一致指数・速報値、スイス12月失業率、トルコ11月鉱工業生産と失業率、ノルウェー12月消費者物価指数、仏11月鉱工業生産と消費支出、メキシコ11月鉱工業生産、加12月雇用統計と11月住宅建設許可件数、米12月雇用統計と1月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値などが発表される。
 注目は米国の指標となるが、米12月非農業部門雇用者数は、直近のADP全米雇用報告が弱かったこともあり、一定の弱さは織り込みの範囲。サプライズは強い結果となりそう。また、米経済指標は玉虫色の結果が続いているが、1月ミシガン大学消費者信頼感指数などが強い結果となれば、1月のFOMCでの据え置きの思惑につながりそうだ。

 戦略としては、ドル円は、158.55まで上値を拡大も現状は押さえられる形。上値は158.55や158.62-86が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めても、159.45、160.26、160.73、161.25、161.81-95越えをストップに順次売り場探し。下値は、157.85を前に下げ止まりでは売りは利食い。買っても157.37を割れるなら止めて157円割れ、156.02-24、154.90、153.70、153.16、152.46、151.80、150.90-00、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。
 ユーロドルは、1.0226まで急落も現状はこれを維持する形。下値は、1.0273が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めてるか、1.0226や1.0200割れをストップに買い下がり。割れても1.0171、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.0358が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.0434-58、1.0500や1.0535-40、1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルは1.2238まで下値を拡大。下値は1.2238を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.2187、1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。上値は1.2377-00が押さえると買いは利食いで売っても超えるなら止めて、1.2450-00を前に買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.2576、1.2607-15、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、164.90で上値を押さえられて、160.91まで一時下落も更なる展開とならず、下値は162.38が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、160.91、159.80、159.11、158.64、157.56-86ゾーン、156.05-18、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は、164.55が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて164.90-165.10、166.10-12、166.69、168.00、169.21越えをストップに順次売り場探し。
 ポンド円も上値が198.96で抑えられて、193.49まで下値を拡大。ただ突っ込み売りは出来ず、下値は、193.49が維持されると買いや売りは利食いで、買いは割れるなら止めて192.46-86、190.35-61、190.00、189.36、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は196.02が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、197.55や198.26をストップに売り直し。更に超えても198.96、199.56-81をストップに順次売り直しとなる
 豪ドル円は、上値を98.75で抑えられて、下値を96.94で維持する形。上値は99.17-23が押さえると買いは利食いで、売りは超えるなら止めて100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は97.49-68が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて96.94、95.81、95.33-53、94.71、93.60-87割れをストップに買い場探しとなる。
 NZD円は、89.45まで再反発も上値を押さえれる形。上値は、89.72が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.90-90.08、90.56、91.20-34越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、88.14が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて87.73、86.57-73、86.28、85.36、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。