今日の裏読み、表読み(2025/01/08)

 昨晩はドルに買い戻しとなったが、材料次第も日替わり的な展開が戻ってきていることは留意しておきたい。
 金融政策としては、12月17日-18日分のFOMC議事録が公表される。
 この時FOMCは政策金利を引き下げているが、ドット・チャートでは今年の利下げを見通しを4回から2回に変更しており、1月の据え置きが市場の話題となっている。こういった譲許を再確認する形となるなら、ドル相場を支えそうだ。
 経済指標としては、豪11月消費者物価指数、日12月消費者態度指数、独11月小売売上高と製造業新規受注、スウェーデン12月消費者物価指数、仏12月消費者信頼感指数、11月国際収支、ユーロ圏11月卸売物価指数、12月経済信頼感と消費者信頼感・確定値、米国では、12月ADP全米雇用報告、週間新規失業保険申請件数などが発表される。
 注目としては、豪11月消費者物価指数は強弱次第も、2月の利下げ取り沙汰される中、弱い結果がリスクとなる。一方米国では、週末の米雇用統計の発表を控えて、12月ADP全米雇用報告や週間新規失業保険申請件数などの雇用指数が焦点となるが、強弱次第も基本強い結果が想定となっており、弱い結果がサプライズとなることは注意しておきたい。
 その他米10年物国債の入札が実施される。直近の流れからは不調な可能性が高いことは留意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、158.42まで上値を拡大。上値は158.42が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めても、158.62-86、159.45、160.26、160.73、161.25、161.81-95越えをストップに順次売り場探し。下値は157.37を前に下げ止まりでは売りは利食い。買っても割れるなら止めて、156.02-24、154.90、153.70、153.16、152.46、151.80、150.90-00、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。
 ユーロドルは、1.0226まで急落も現状はこれを維持する形。下値は、1.0295が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めてるか、1.0226や1.0200割れをストップに買い下がり。割れても1.0171、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.0434-58が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.0500や1.0535-40、1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルも1.2353まで下値を拡大も維持する形。下値は1.2405が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.2353、1.2300、1.2187、1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。上値は、1.2576を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.2607-15、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、164.90で上値を押さえられて、160.91まで一時下落も更なる展開とならず、下値は162.円ミドルが維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、160.91、159.80、159.11、158.64、157.56-86ゾーン、156.05-18、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は、164.55が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて164.90-165.10、166.10-12、166.69、168.00、169.21越えをストップに順次売り場探し。
 ポンド円も上値が198.96で抑えられて、194.20まで下落もこれを維持する形。下値は、195.86が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、194.07-20、193.66-84、192.46-86、190.35-61、190.00、189.36、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は198.26を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、198.96、199.56-81をストップに順次売り直しとなる
 豪ドル円は、上値を98.75で抑えられて、下値を96.94で維持する形。上値は99.17-23が押さえると買いは利食いで、売りは超えるなら止めて100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は98円前後が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて97.49、96.94、95.81、95.33-53、94.71、93.60-87割れをストップに買い場探しとなる。
 NZD円は、89.45まで再反発も上値を押さえれる形。上値は、89.72が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.90-90.08、90.56、91.20-34越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、88円ミドルが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて87.73、86.57-73、86.28、85.36、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。