新年からドルが堅調な推移となっている。特に20日のトランプ氏の大統領就任式を控えて思惑的な展開と見られるが、事前には利食いも出易いこと。またトランプ氏の発言やニュースが随時出てくることで、警戒感は続けておきたい。
本日の経済指標としては、中12月財新サービス業PMI、スイス11月実質小売売上高、ユーロ圏各国の12月サービス業PMI・改定値、英12月サービス業PMI・改定値、メキシコ12月消費者信頼感指数、独12月消費者物価指数・速報値、米国では、12月サービス業と総合PMIの改定値、11月製造業新規受注と耐久財受注・改定値などが発表される。
注目は各国のPMIや独12月消費者物価指数となるが、PMIは各国の格差で一定の動きが出るが、改定値であること、また週末の米12月雇用統計の発表を控えており、影響は限られそう。一方独12月消費者物価指数は強弱次第も、直近ガスプロムの供給停止から欧州ガス価格が急騰しており、強い結果は更に懸念を示しそうだ。
尚本邦の長期正月休みの影響で、東京時間にはドル不足が発生し易く、その面では円がられ易いことは留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、158.08や158.07まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は158.07-08が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めても、158.62-86、159.45、160.26、160.73、161.25、161.81-95越えをストップに順次売り場探し。下値は156.88や156.44-65を前に下げ止まりでは売りは利食い。買っても割れるなら止めて、156.02、154.90、153.70、153.16、152.46、151.80、150.90-00、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。
ユーロドルは、1.0226まで急落も現状はこれを維持する形。下値は、この1.0223-26が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めてるか、1.0200割れをストップに買い下がり。更には1.0171、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.0324-34が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.0309-34、1.0376、1.0425-58、1.0500や1.0535-40、1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。
ポンドドルも1.2353まで下値を拡大も維持する形。下値は1.2353が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.2300、1.2187、1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。上値は、1.2458を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.2504、1.2545-70、1.2607-15、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、164.90で上値を押さえられて、160.91まで一時下落も更なる展開とならず、下値は160.91が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、159.80、159.11、158.64、157.56-86ゾーン、156.05-18、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は、162.60が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて163.53、164.90-165.10、166.10-12、166.69、168.00、169.21越えをストップに順次売り場探し。
ポンド円も上値が198.96で抑えられて、194.20まで下落。下値は、194.07-20が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、193.66-84、192.46-86、190.35-61、190.00、189.36、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は197.53を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、198.96、199.56-81をストップに順次売り直しとなる
豪ドル円は、上値を98.75まで再拡大も更なる展開とならず、上値は98.05が押さえると買いは利食いで、売りは超えるなら止めて98.74-76、99.23、100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は96.95を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、95.81、95.33-53、94.71、93.60-87割れをストップに買い場探しとなる。
NZD円は、89.45まで再反発も上値を押さえれる形。上値は、88.73が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、89.45-52、89.90-90.08、90.56、91.20-34越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、87.73が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、86.57-73、86.28、85.36、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。