昨晩の海外市場は、米11月小売売上高が、予想を上回ったものの、自動車を除く数値が予想を下回り、11月鉱工業生産・設備稼働率が弱く、米10年物国債利回りが、4.442%から4.375%まで低下、ドルの上値を抑えた。また、NY株価3指数が、FOMCを控えて利食いに押されたこともあって、直近の円売りに利食いが優勢となった。
ドル円は、153.16までじり安、ユーロドルは、独12月ifo企業景況感指数が予想を下回ったことで1.0479まで下落後、独ユーロ圏12月ZEW景況感指数が予想より強く、1.0516まで反発し揉み合いの展開、 ポンドドルは、英11月雇用統計がまちまちの結果も、1.2671から1.2730まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円は160.77、ポンド円は194.66、オージー円は97.11、NZD円は88.21まで下落、カナダ円は、加11月CPIが予想を下回り107.05まで売りに押された。