昨晩の海外(2024/12/17)

 昨晩の海外市場は、米12月NY連銀製造業景気指数や12月製造業PMI・速報値が予想を下回ったが、12月サービス業PMI・速報値が予想を上回り、一時ドル買いが出るも、影響は限られた。ただ、米10年物国債利回りが、4.363%から4.411%まで上昇し、円売りだけが目立つ形となった。NY株価市場は、ナスダック指数の独り勝ち、ビッド・コインは高値を更新した。
 ドル円は、154.48までじり高、ユーロドルは、仏独ユーロ圏の12月製造業PMI・速報値が低調も12月サービス業PMI・速報値が予想を上回っており、1.0475から1.0524で上下、ポンドドルも12月製造業PMI・速報値が弱く、12月サービス業PMI・速報値が予想より強い結果となり1.2630まで下落後、1.2699まで反発した。尚、ドイツ議会はシュルツ首相の不信任を可決したが、ユーロ売りは限られた。
 一方クロス円は総じて堅調。ユーロ円が162.21、ポンド円は195.90、オージー円は98.29、NZD円は89.23、カナダ円は108.53まで一時反発した。