昨晩の海外(2024/12/12)

 昨晩の海外市場は、米11月消費者物価指数が、市場予想通りの結果となったことで、来週のFOMCでの利下げ期待が高まるも、米10年物国債利回りは、4.201%から4.277%まで上昇、ドル買いが優勢となった。尚米物価指数は下げ止まり続いている。
 ドル円は、日銀が追加利上げに慎重という観測報道にあって152.82まで上昇、ユーロドルは、1.0538まで反発後1.0480まで下落、ポンドドル1.2714まで下落後、対ユーロでの買いに1.2782まで一時反発した。ユーロポンドは、0.8226まで下値を広げた。
 一方クロス円では、ユーロ円は160.66、ポンド円は194.75、オージー円は97.26、NZD円は88.34まで上昇、カナダ円は、カナダ銀行が、予想通り0.50%の利下げを発表、声明では「経済が最新の予測とほぼ一致するよう推移すれば、政策金利をさらに引き下げる予定」との文言を「今後、政策金利のさらなる引き下げの必要性を1つずつ判断していく」に変更したこともあって、107.92まで反発した。