昨晩の海外市場は、米11月製造業PMI・改定値や11月ISM製造業景況指数が市場予想を上回ったことで、米10年物国債利回りが、4.192%から4.244%まで上昇、一時ドル買いを強めるも、その後4.174%まで金利が低下。ドルの上値を抑える形となった。
ドル円は、150.35から149.08まで一時下落後も、ウォラーFRB理事が「12月の利下げ支持に傾いている」と述べたことで反発が149.79に限定された。またユーロドルは、ECBの12月会合での利下げ観測に加えて、バルニエ内閣に対して、極右政党・国民連合が不信任決議案に賛成すると一部が出ており、仏政局不安もあって1.0539から1.0461まで下落、ポンドドルも1.、2773から1.2617まで一時売りに押がされた。
一方クロス円は総崩れ。ユーロ円が156.38、ポンド円は188.48、オージー円は96.28、NZD円は87.64、カナダ円は105.97まで一時値を下げた。