今日の裏読み、表読み(2024/11/26)

 昨晩は、若干保合気味の展開。週末の米感謝祭を控えた様子見ムードに留まったが、本日も同様な展開が続く可能性に注目して対応したい。
 金融政策としては、11月6日-7日開催分のFOMC議事録が公表される。可能性としては、利下げを急がない姿勢が示されるだろうが、ただ、パウエルFRB議長発言から、一定の織り込みもあり、一部12月利下げの可能性が残るようなら、影響も限られそうだ。
 経済指標としては、日10月企業向けサービス価格指数、英10月CBI小売売上高調査、米国では、10月建設許可件数・改定値、第3四半期・月次住宅価格指数、9月S&P/ケース・シラー住宅価格指数、11月コンファレンス・ボード/消費者信頼感指数、11月リッチモンド連銀・製造業総合指数とダラス連銀・サービス売上高指数・サービス部門信頼感指数などが発表される。
 米国の指標が続くが、住宅関連指標やセンチメント指標の結果次第で、相場が動きそうだが、強弱が入り混じると、動きも限定されそう。また、本日から国債の入札がスタートする。米長期金利が、10年物国債の4.50%レベルに大口の買いが殺到したとの話もあって、一旦上げ渋っている。通常入札週は金利が上昇し易いが、上値が抑えられる展開が維持されるなら、ドル買いも限定されそうだ。

 戦略としては、ドル円は、直近高値を超える156.75まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、154.73や155.04が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、155.89、156.75、157.62-86、158.86、159.45をストップに順次売り場探し。下値は、153.55が維持されると売りは利食いで、買いは153.29割れをストップに買い場探し。割れても152.14、151.30-34、150.50-60、149.09や148.85割れをストップに順次買い直しとなる。 
 ユーロドルは、1.0335まで一時急落も現状はこれを維持する形。下値は、1.0414-49のギャップが維持されると売りは利食いで、買い下がっても、ストップは1.0385-92割れ。割れても1.0335をストップに買い直し。更に割れても1.0290、1.0223などをストップに順次買い場探し。上値は、1.0530が押さえると買いは利食いで、売りは1.0555越えをストップに売り上がり。超えても1.0610、1.0653-63、1.0728、1.0825-57、1.0937、1.0997、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルも1.2487まで下値を拡大も維持する形。下値は、1.2434-52のギャップが維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めるか、1.2487割れをストップに買い下がり。更に割れても1.2446、1.2300割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.2613が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.2658-63、1.2715-21、1.2768、1.2832、1.2874、1.2926、1.3010、1.3048-71、1.3103-35、1.3175、1.32ミドル、1.3306、1.3390をストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、一時159.93まで急落もこれを維持する形。下値は、160.40-61を前に下げ渋りでは売りは利食い、買い下がってもストップは159.93割れ。割れても158.71割れをストップに買い直しとなる。上値は、162.50-80を前に上げ渋りでは利食い優先から、売り上がっても超えるなら止めて、163.78-49、164.76-165.10、166.10-12、166.69、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。
 ポンド円は、上値を199.56で押さえられて、下落が192.86まで拡大。下値は、192.71-86が維持されると売りは利食い、買いは割れるなら止めて、191.74、190.42、189.57-86割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、194.64が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、194.80-00や195.55越えをストップに利食いや売り狙い。更に超えても197.79、198.47、199.56-81をストップに順次売り直しとなる。
 豪ドル円は、102.41まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、101.04-15や101.15が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1012.57、102.41、103.12越えをストップに売り直しとなる。下値は100円前後を維持すると売りは利食い、買いは割れるなら止めて、99.43-49、99.09、98.69-75、97.95-35、97.63、96.72、95.33割れをストップに順次買い場探しとなる。
 NZD円は、92.47まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は、90.56が押さえると買いは利食いで、売りは90.83-65越えをストップに売り上がり。超えても91.35-39、91.81-95、92.47、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、89.93が維持されると売りは利食いも、買いは89.80割れをストップ。更に割れても89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。