今日の裏読み、表読み(2024/11/25)

 今週は、高止まりが続き米長期金利を睨んで、米国のPCEデータがインフレの強さが続くのか大きな焦点となるが、週末は米国がイースター休暇となることで、それまでは様子見ムードが優勢となりそうだ。また、一方では月末を睨んだフローの動きにも注意が必要な週となりそうだ。
 本日の経済指標としては、NZ第3四半期小売売上高と10月貿易収支、日9月景気先行・一致指数、トルコ10月設備稼働率と製造業信頼感指数、スイス10月非農業部門雇用者数、独11月ifo企業景況感指数、米11月シカゴ地区連銀全米活動指数、メキシコ第3四半期経常収支、米11月ダラス連銀製造業業況指数などが発表される。
 注目は、独11月ifo企業景況感指数で、直近欧州景気の悪化傾向が見えており、こういった面を裏付ける結果となるなら、ユーロの売りが続きそうだ。
 また要人発言の機会も多く、発言や今週の米国債の入札の状況もチェックしておきたい。

 戦略としては、ドル円は、直近高値を超える156.75まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、155.04が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、155.89、156.75、157.62-86、158.86、159.45をストップに順次売り場探し。下値は、153.91が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、153.29割れをストップに買い直し。更には153.29、152.14、151.30-34、150.50-60、149.09や148.85割れをストップに順次買い直しとなる。 
 ユーロドルは、1.0335まで一時急落から急速に戻っているが、上値追いは厳しい。上値は、上値は、1.0496-15が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.0555、1.0610、1.0653-63、1.0728、1.0825-57、1.0937、1.0997、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.0385-92が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.0335をストップに買い直し。更に割れても1.0290、1.0223などをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルも1.2487まえ下値を拡大。ただ、突っ込み売りは出来ず、下値は1.2487を前に下げ渋りでは売りは利食い、買っても割れるなら止めて、1.2446、1.2300割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.2605が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.2658-63、1.2715-21、1.2768、1.2832、1.2874、1.2926、1.3010、1.3048-71、1.3103-35、1.3175、1.32ミドル、1.3306、1.3390をストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、一時159.93まで急落。ただ、突っ込み売りは避けたい。下値は、160.40-61を前に下げ渋りでは売りは利食い、買い下がってもストップは159.93割れ。割れても158.71割れをストップに買い直しとなる。上値は、162.50-80を前に上げ渋りでは利食い優先から、売り上がっても超えるなら止めて、163.78-49、164.76-165.10、166.10-12、166.69、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。
 ポンド円は、上値を199.56で押さえられて、下落が192.86まで拡大。下値は、192.71-86が維持されると売りは利食い、買いは割れるなら止めて、191.74、190.42、189.57-86割れをストップに順次買い場探しとなる。、上値は、194.80-00や195.55が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、197.79、198.47、199.56-81をストップに順次売り直しとなる。
 豪ドル円は、102.41まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、101.15や101.15や101.57が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、102.41、103.12越えをストップに売り直しとなる。下値は100円前後を維持すると売りは利食い、買いは割れるなら止めて、99.43-49、99.09、98.69-75、97.95-35、97.63、96.72、95.33割れをストップに順次買い場探しとなる。
 NZD円は、92.47まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は、90.83-65が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、91.35-39、91.81-95、92.47、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、89.99が維持されると売りは利食い、買いは89.80-99割れをストップ。更に割れても89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。