昨晩はトランプ・ラリーの巻き戻しが優勢となった。本日は週末もあって、こういった傾向が続くのか注目したい。
経済指標としては、日9月全世帯家計調査、9月景気先行・気一致指数・速報値、仏9月国際収支、スイス10月SECO消費者信頼感指数、加10月雇用統計、米11月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値などが発表される。
大きな指標はないが、加10月雇用統計は結果次第、ただ、良い結果で買われてもそこは売り場とみておきたい。また、米11月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値の強弱次第だが、既にFOMCで一定の方向性が示されていることから、影響は限定される見通し。
その他上げ止まった米長期金利、トランプ・ラリーで急伸した株式などに利食いが強まる可能性に留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、154.71まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、154.11-14を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めるか、154.71をストップに慎重に売り上がり。超えても155.22、156円越えをストップに売り場直しとなる。下値は152.70が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、151.27、150.50-60、149.09や148.85、148.30-41、148円をストップに順次買い直しとなる。
ユーロドルは、1.0683まで急落も、これを維持する形。下値は1.0713や1.0663-66を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.0600割れをストップに買い直し。上値は、1.0825が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.0857、1.0937、1.0997、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14越えをストップに順次売り直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2834まで拡大もこれを維持する形。下値は1.2890が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.2834をストップに買い直し。更には1.2747、1.2665、1.261をストップに順次買い場探し。上値は、1.3010が押さえると買いは利食い優先で、売り超えるなら止めて、1.3048-71、1.3103-35、1.3175、1.32ミドル、1.3306、1.3390をストップに順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、166.69まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は、166.10-12を前に上げ渋りでは買いは利食い優先。売りは166.69をストップに売り上がり。更に超えても167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、164.89-92が維持されると売りは利食いで、買いは164.55-65のギャップ割れをストップ、割れても163.80割れをストップに買い直し。更には162.78、161.85、161.00、160円、158.71割れをストップに順次買い直しとなる
ポンド円は、199.56まで上値を再拡大。上値は199.56-81を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、201.15や202.15をストップに売り直しとなる。下値は、197.87-17を前に下げ渋りでは売り利食い、買い下がっても割れるなら止めて、197.11、196.50、195.11-37、194.58、193.58-84ゾーン、192.71-80割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、102.41まで上値を拡大も上値追いは避けたい。上値は、102.41を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、103.12越えをストップに売り直しとなる。下値は101.06-30が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、100.02-26、99.09-54、98.69-75、97.95-35、97.63、96.72、95.33割れをストップに順次買い場探しとなる。
NZD円は、92.47まで上値拡大。上値は92.47が押さえると買いは利食い、売っても超えるなら止めて、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、91.54-61が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、90.75-03、90.08-43、90.08や89.80-87割れをストップ、更には89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。