昨晩の海外(2024/10/30)

 昨晩の海外市場は、米8月月次住宅価格指数やS&P/ケース・シラー住宅価格指数が強い結果となり、米10年物国債利回りが、4.337%まで上昇しドルを押し上げたが、一転9月JOLTS求人件数が、744.3万件と予想の800万件を大幅に下回ったことを受けて、ドル売りを強めるも、同時に発表された10月消費者信頼感指数が良好な結果となったことで、ドル売りも限られた。
 ドル円は、153.87の高値から一時153.04レベルまで下落後、153.75まで反発も上値は抑えられた。ユーロドルは、1.0826から1.0769まで下落後買い戻しが優勢。ポンドドルは、1.2968から1.3015までじり高となった。
 一方クロス円では、ユーロ円は、166.08を高値に揉み合い、ポンド円は199.72まで一時上昇、オージー円は100.53までじり安、NZD円は91.41、カナダ円は110.17に値を下げた。