今日の裏読み、表読み(2024/10/21)

 今週は、国際通貨基金・世界銀行年次総会やG20財務相中銀総裁会議などの金融イベントが多く、ラガルドECB総裁やベイリー英中銀総裁などの要人発言に注目となる。株価面では、日本では衆院選挙を睨んで思惑の展開。欧米では決算発表が本格化することで堅調な株価に変調があるのか、その他月末や来月の米大統領選を睨んで、フローの動きに神経質な展開も想定されそうだ。
 本日の金融政策としては、中国人民銀行がプライム・レートを発表するが、一応据え置きなら影響は限られそう。もし利下げがあっても、株価面以外は反応はなさそうだ。
 経済指標としては、英9月ライトブーム住宅価格、日9月スーパー販売額、独9月生産者物価指数、英9月CBI小売売上高調査、米9月景気先行指標総合指数、NZ9月貿易収支などが発表される。
 注目としては、米9月景気先行指標総合指数などの強弱次第。弱い結果が直近高止まりしている米長期金利の押し下げにつながるか注目したい。

 戦略としては、ドル円は、150.32まで上昇も現状は上値を抑える形。上値は、150.32を前に上げ渋りでは、買いは利食いで売りは越えるなら止めて、150.89、雲の上限が控える152円前後越えをストップに、順次売り場探しとなる。下値は、148.85を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても割れるなら止めて148.30-41や148円をストップに買い直し。更には147.25-34、146.41、145.91、144.63-68割れをストップに買い直し場を探したい。
 ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1214まで反発も、現状はこれが上値を抑え1.0811まで再下落。ただ突っ込み売りは出来ず、下値は1.0811や1.0778を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.0710割れをストップに買い直しとなる。上値は、1.0901-17が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.0952-55、1.0997、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3435まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は、1.3103-35が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.3175、1.32ミドル、1.3306、1.3390をストップに売り直しとなる。下値は1.2974-77が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.2940割れをストップに、買い直しとなる
 一方クロス円では、ユーロ円は、163.61まで上昇も更なる展開とならず、上値は、162.86-90を前に上げ渋りでは買いは利食い優先。売っても超えるなら止めて、163.61、164円、164.83-12、156、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、161.85を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、161.00、160円、158.71割れをストップに順次買い直しとなる
 ポンド円は、195.74まで上値を拡大も、現状は上値を抑える形。上値は196.06を前に上げ渋りでは買いは利食い、売りはこれを越えるなら止めて、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、194.32-35を前に下げ渋りでは売り利食い、買い割れるなら止めて、193.58-84ゾーン、192.71-80、191.74、190.42、189.57-86割れをストップに順次買い場探しとなる。、
 豪ドル円は、101.43まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は100.84-95を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、101.43、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は99.43-62前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、99.09-21、98.69-75、97.95-35、97.63、96.72、95.33、94.70割れをストップに順次買い場探しとなる。
 NZD円は、91.93まで再反発も更なる展開とならず、上値は91.17-37を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、91.93-96、92.30、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、90.07-45を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、89.80-87、89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。