昨晩の海外(2024/10/18)

昨晩の海外市場は、米9月小売売上高や10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、週間新規失業保険申請件数が軒並み予想より強い結果となったことで、米10年物国債利回りが4.100%まで上昇、ドルの堅調な展開が続いた。
 ドル円は、150.32までじり高、ユーロドルは、ECBが政策金利を予想通り0.25%引き下げたが、声明でインフレの目標達成時期について従来の「来年下期」から「来年の間」に変更したことを受けて、一時1.0874まで上昇も、ラガルドECB総裁が、「経済は予想よりもやや弱い」、「インフレのリスクは恐らく上方向ではなく、やや下方向」との見解を示したことで、1.0811まで下落、その後も一部通信社が、ECB関係者の話として「次回12月理事会で追加利下げの公算大」と報じたことが上値を抑えた。また、ポンドルは、1.2975から1.3024で上下した。
 一方クロス円は、堅調な株価の反発を受けて円売りが優勢。ユーロ円は161.85から162.77、ポンド円は195.61、オージー円が100.69、NZD円は91.12、カナダ円は108.98まで値を上げた。