今日の裏読み、表読み(2024/10/17)
金融政策としては、トルコ中銀とECBが政策金利を公表する。トルコ中銀は据え置きが想定されており影響は少ないが、ECBは0.25%の利下げが想定されている。ただこれも一定の織り込みとなっているが、ラガルドECB総裁が定例記者会見で、今後も利下げを継続する姿勢を示すか焦点となる。
経済指標としては、日本の9月通関ベース貿易統計と8月第三次産業活動指数、豪9月雇用統計、スイス9月貿易収支、ユーロ圏と9月消費者物価指数・改定値、米国では、9月小売売上高、10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、週間新規失業保険申請件数、9月鉱工業・製造業生産、9月設備稼働率、8月企業在庫、10月NAHB住宅市場指数などが発表される。
注目は米国の9月小売売上高と週間新規失業保険申請件数や、10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数となる。直近米経済指標は、強弱が入り混じる形となっており、不透明感が強いが、弱い結果が直近のドル買いに巻き戻しを誘発するか注目したい。
戦略としては、ドル円は、149.98まで上昇も、上値を抑えられる形。上値は、149.98や150円が押さえると買いは利食いで売っても超えるなら止めて、150.89越えをストップに売り直し。更には雲の上限が控える152円越えをストップに、順次売り場探しとなる。下値は、148.85の維持では売りは利食いで、、買いは割れるなら止めて148.30-41や148円をストップに買い直し。更には147.25-34、146.41、145.91、144.63-68割れをストップに買い直し場を探したい。
ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1214まで反発も、現状はこれが上値を抑え1.0882まで下落。下値は、1.0778を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて1.0710割れをストップに買い直しとなる。上値は、1.0901-17が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.0952-55、1.0997、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14越えをストップに順次売り直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3435まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は、1.3088が押さえると買いは利食いで、売り上がって、ストップは1.3103-35越え。超えても1.3175、1.32ミドル、1.3306、1.3390をストップに売り直しとなる。下値は1.2975-77が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.2940割れをストップに、買い直しとなる
一方クロス円では、ユーロ円は、163.61まで上昇も更なる展開とならず、上値は163.61を前に上げ渋りでは利食い優先。売り上がっても超えるなら止めて、164円越えをストップに売り直し。更には164.83-12、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、161.91-21を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、161.00、160円、158.71割れをストップに順次買い直しとなる
ポンド円は、195.74まで上値を拡大も、上値追いは避けたい。上値は195.74-98を前に上げ渋りでは買いは利食い、売りはこれを越えるなら止めて、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、193.57-71ゾーンを前に下げ渋りでは売り利食い、買い割れるなら止めて192.71-80、191.74、190.42、189.57-86割れをストップに順次買い場探しとなる。、
豪ドル円は、101.43まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は100.95を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、101.43、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は99.43を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、99.09-21、98.69-75、97.95-35、97.63、96.72、95.33、94.70割れをストップに順次買い場探しとなる。
NZD円は、91.93まで再反発も更なる展開とならず、上値は91.37を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、91.93-96、92.30、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、90.07を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、89.80-87、89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。