今日の裏読み、表読み(2024/10/15)

 昨晩は、本邦やNY債券市場が休場の中、堅調な株価を背景にリスクオンの展開。ただ、これも米国の本格的な決算シーズン入りで、結果次第で荒れた動きも想定されることは留意しておきたい。
 本日の経済指標としては、日本の8月鉱工業生産・設備稼働率、独9月卸売物価指数、英9月雇用統計、仏9月消費者物価指数・改定値、独ユーロ圏10月ZEW景況感調査、ユーロ圏8月鉱工業生産、南ア9月企業信頼感指数、米10月NY連銀製造業景気指数、加9月消費者物価指数と卸売売上高などが発表される。
 注目としては、独ユーロ圏10月ZEW景況感調査は、予想は強めとなっているが、直近の独経済の動きをみる限りは弱い結果がリスク。また。米10月NY連銀製造業景気指数も強弱次第だが、米国経済は玉虫色の状況で、不透明感は続きそうだ。
 その他東京時間は、連休明けで仲値不足が想定される。ドル円の150円トライの可能性は十分ありそう。しっかりと乗せることが出来るのか、注目しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、150円に迫る上昇。ただ、追いかけるのは避けたい。上値は、150円が押さえると買いは利食いで売っても超えるなら止めて、150.89越えをストップに売り直し。更には雲の上限が控える152円越えをストップに、順次売り場探しとなる。下値は、149円前半の維持では売りは利食いで、、買いは148.96割れをストップ、割れても148.30-41や148円をストップに買い直し。更には147.25-34、146.41、145.91、144.63-68割れをストップに買い直し場を探したい。
 ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1214まで反発も、現状はこれが上値を抑え1.0888まで下落。下値は、1.0882-88を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.0778、1.0710割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、1.0952-55が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.0997、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14、1.1276、1.1396、1.1495越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3435まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は、1.3084-94や1.3114-35が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.3175越えをストップ、更には1.32ミドル、1.3306と売り場探し。更には1.3390をストップ、または1.3423-35越えをストップに売り上がり。越えても1.3500や1.3550、1.3644、1.3690、1.3749などをストップに順次売り場探し。下値は1.3002-10が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.2940-75割れをストップに、買い直しとなる
 一方クロス円では、ユーロ円は、163.61まで上昇も更なる展開とならず、上値は163.61が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、164円越えをストップに売り直し。更には164.83-12、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、162.90-97を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても162.77割れをストップ、更には161.91-18、161.00、は160円、158.71割れをストップに順次買い直しとなる
 ポンド円は、195.72まで上値を拡大も、上値追いは避けたい。上値は195.72-98が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、194.64が維持されると売りは利食い、買い割れるなら止めて、193.57-92ゾーンをストップ、更には192.71-80、191.74、190.42、189.57-86割れをストップに順次買い場探しとなる。、
 豪ドル円は、101.43まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は100.95を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、101.43、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は100.33-39が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて99.69をストップ、更には99.09-21、98.69-75、97.95-35、97.63、96.72、95.33、94.70割れをストップに順次買い場探しとなる。
 NZD円は、91.93まで再反発も更なる展開とならず、上値は91.37を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、91.93-96、92.30、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、90.78を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、90.07-20、89.80-87、89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。