昨晩の海外(2024/09/28)

 金曜日の海外市場は、米8月個人所得、個人消費支出やデフレーターが予想より弱い内容となり、米10年物国債利回りが3.810%から3.741%まで低下、一時ドル売りを強めるも、その後発表された9月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値が予想を上回り、ロンドン・フィキシングのフローもあって、ドル売りも限定された。
 ドル円は、自民党総裁選の結果を受けて急落後、143.78に反発を限定、石破茂自民党新総裁が「政府と日銀は緊密に協力すべき、金融政策に関して日銀に要請はしない」、「緩和的な金融政策は変わらない」と述べ一時買い戻されるも、ナイトの日経平均先物が下げ止まらず、142.07までじり安となった。ユーロドルは、1.1125から1.1203まで反発もその後売りに押され、ポンドドルも1.3360から1.3428まで反発後値を消した。
 一方クロス円では、ユーロ円は158.57まで下落、ポンド円は190.02、オージー円は98.03、NZD円は90.06、カナダ円は105.06まで売りに押された。