昨晩の海外(2024/09/20)

 昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数、9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や8月景気先行指標総合指数が予想を上回ったが、8月中古住宅販売件数は予想を下回るなど強弱入り混じる結果となり、一時ドル売りも、総じて揉み合い気味の展開に留まった。 
 ドル円は、143.95まで上昇後142.53まで値を下げ、ユーロドルは1.1179から1.1117まで下落後1.1168まで再反発、ポンドドルは、英中銀が政策金利を8対1で据え置きを決定したことで、一時1.3315まで買われた後、議事録で「この傾向が続けば、徐々に金利を引き下げることができるはず」、ベイリー英中銀総裁が、穏やかな利下げを示唆したことで、1.3220まで利食いに押されたが、その後1.3290まで値を戻した。
 一方クロス円は、NY株価3指数が大幅に反発したが、総じて利食いが優勢となった。ユーロ円159.97を高値に158.83まで一時下落、ポンド円も190.40から189.07まで利食いに押され、オージー円は97.88から97.10、NZD円は89.70から88.94、カナダ円は105.96から105.12まで下落した。