今日の裏読み、表読み(2024/09/13)

 昨晩も株価の揺れる展開が続いた。本日も株価に注意だが、週末もあって、今週の動きのポジション調整的な動きも出易く、特に円相場に関しては、3連休を控えており、荒れた展開にも留意しておきたい。
 本日の経済指標としては、NZ8月製造業PMI、日本の7月鉱工業生産・確報値と設備稼働率、仏8月消費者物価指数・改定値、ユーロ圏7月鉱工業生産、加7月卸売売上高と第2四半期設備稼働率、米国では、8月輸入・輸出物価指数と9月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値などが発表される。
 注目は、米9月ミシガン大学消費者信頼感指数となる。強弱次第も米物価指数の発表を終えて、9月のFOMCを睨んで影響は限定される見通し。
 その他週末には、中国の重要指標が発表される。ドラスティクな結果とならなければ影響は見えないだろうが、特に弱い結果は来週の相場に悪影響もありそうだ。

 戦略としては、ドル円は、下落を141.70で維持して149.39まで反発も、一時140.71まで下値を拡大。ただ、現状はこれが維持されており、下値は、141.00-50ゾーンが維持されると売りは利食いで、買い下がって、ストップは140.71割れで、更には倍返しも検討されるが、ターゲットは140.25や140円を前に下げ渋りでは利食い優先で、買いもこれをストップに検討される。ただ、こういった下落ではトレンドの変化が如術となること、140円割れでは大きなストップ・ロスが出る可能性が高く、その場合138円が一旦のターゲットとなることは留意しておきたい。上値は、142.66が押さえると買いは利食いも、売りは143.71-144.23ゾーンをストップに売場を探す形。また越えるなら止めて、145円、146.29、147.21-35、148.27、149.39、150.89越えをストップに、順次売り場探しとなる。
 ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1202まで反発も、現状はこれが上値を抑える形。下値は、1.1002や1.10が維持されると売りは利食いで、押し目は買い下がるも、割れるなら止めて、1.0950割れをストップに買い直し。更に割れても1.0882、1.0778、1.0710、1.0624-66、1.0600割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、1.1091-00を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて1.1155、1.1191-02、1.1276をストップに売り直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3266まで上値拡大も更なる展開とならず、下値は、1.3032-33が維持されると売りは利食いで買いは、1.3002や1.2974割れをストップに買い下がり。割れても1.2940、1.2882、1.2799、1.2726、1.2665、1.2613-16割れをストップに、順次買い直しとなる。上値は、1.3144が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3238、1.3350、1.3431.3644、1.3690、1.3749などをストップに順次売り場探し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、162.89で反発が抑えられて、155.46まで下値を拡大。下値は、156.27-46を前の下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて155.17、154.42割れをストップに、順次買い直しとなる。上値は、157.50前後が押さえると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて、158.64-73、159.64-80ゾーン、161円ミドル越え、162.89-19、163.88、164.83-12、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。
 ポンド円も193.49まで反発後、183.72まで再下落。下値は、183.72が維持される売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、182.81-06、181.61、180.69、180.11割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、186.74を前に上げ渋りでは買いは利食い優先。売っても超えるなら止めて188.10-14、189.01、189.54-70、191.20、192.08、193.49、193.99、195.62、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。
 豪ドル円は、90.14からの反発が99.87で押さえられる形。下値は、94.74が維持されると売りは利食いで、買い下がってストップは93.43-60ゾーン割れ。割れても93円や92円、91.36、90.14割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、95.68-72が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて96.97-05、97.66、98.53-87、99.87-02、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。
 NZD円は、83.08の安値からの反発が96.11で抑えられて86.32まで再下落。下値は、87.16が維持されると売りは利食いで、買いは86.32や86.70割れをストップに買い下がりも割れるなら止めて、85.86、85.00-36割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、87.87が押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて88.42、89.50-52、90.05、90.54-78、91.66、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる