今日の裏読み、表読み(2024/08/15)
金融政策としては、ノルゲバンクが政策金利を公表する。据え置きが想定されており、その場合影響は限られそうだ。
経済指標としては、NZ7月Eカード小売業販売高と食品価格指数、日本の4-6月期四半期実質GDP・1次速報値と6月鉱工業生産・設備稼働率、豪7月雇用統計、中国の7月住宅価格指数、7月小売売上高・鉱工業生産・固定資産投資、7月失業率・都市部、英国では、第2四半期と6月月次GDP・速報値、6月鉱工業・製造業・建設部門生産、第2四半期企業投資・速報値、6月貿易収支、スイス7月生産者輸入価格、加6月卸売売上高、米国では、8月NY連銀製造業景気指数、8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、7月輸入・輸出物価指数、週間新規失業保険申請件数、7月鉱工業・製造業生産と設備稼働率、8月NAHB住宅市場指数と6月企業在庫などが発表される。
注目としては日本のGDPは強弱が見えても影響は限られそう。豪雇用統計や中国の指標は強弱次第、英国ではGDPを始め重要な指標が続くことで注意となるが、案外強い経済指標が続いており、リスクは上ブレとなりそう。
一方米国では、景況感を見る上で8月NY連銀製造業景気指数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数の強弱は重要で、雇用を見る上でも週間新規失業保険申請件数などが弱いと9月の利下げの思惑を高めそうだ。
その他ドル円では、本日5-10日で、通常なら仲値需要も想定されるが、ただ、本邦はお盆休みでこういった需要が見込めない中、米国国債の償還日であって、一定の円転ニューズが出易いことは、留意しておきたい。また中東情勢も忘れないようにしておきたい。
戦略としては、ドル円は、反発が161.95でCapされて、下落が141.70まで拡大もこれを維持する形。上値は148.22を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、150.89、151.26、153.88、155.22、156.00-27、156.64、157.17、157.86、158.09、158.62や158.86越えをストップに、順次売り場探しとなる。下値は、146.07-41を前に下げ止まりでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、145.41-61、144.05、143.40をストップに買い直し。ただし、141.70割れと崩れ気味となるので注意だが、その場合も140.25や140円割れをストップに、買い直しとなる。
ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1047まで反発。上値は、1.1047を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.1140、1.1276をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.0986を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.0882割れをストップに買い下がり。更に割れても1.0778、1.0710、1.0624-66、1.0600割れをストップに順次買い直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3045まで反発も、現状は上値を抑える形。上値は、1.2873-88を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.2938-43、1.3045、1.3143をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.2811が維持されると売りは利食い、買っても割れるなら止めて、1.2726、1.2665.2613-16、1.2446、1.2300割れをストップに、順次買い直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、175.43が上値を抑えて、下落が154.42まで拡大も、これを維持する形。上値は、162.59が押さえると買いは利食い優先。売っても超えるなら止めて、162.89や163.43、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、160.58を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、159.80、158.94、157.70や157.30、155.17、154.42、割れをストップに、順次買い直しとなる。
ポンド円は、208.12で上値を押さえられて、下落が180.10まで拡大もどうにか維持する形。上値は、189.52を前に上げ渋りでは、買いは利食いで売りは越えるなら止めて、190.52、193.27や193.99、195.62、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、187.59-87が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、186.48、184.47、182.81-183.06をストップに買い直し、更には180.10-60割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、上値を109.38でCapされて、下落が90.14まで下値を拡大も、どうにか維持する形。上値は、97.88を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、98.75、100.02、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は、96.73や96.22を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、94.72、94,09、93.43、91.36、90.14割れをストップに順次買い場探しとなる。
NZD円は、99.03まで上値を抑えられて、下値を83.08まで下値を拡大もどうにか維持する形。上値は、89.51が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、89.96、90.86、91.53越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は、87.92-01の維持では売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、87.11、86.70、85.86、85.00-36、84.05、83.08割れをストップに順次買い直し。