昨晩の海外市場は、米住宅指標はまちまちの結果も、6月雇用動態調査の求人件数や7月米消費者信頼感指数が予想を上回り、米10年物国債利回りが、4.182%まで反発後4.132%まで低下、ドル買いも限られた。一方円相場では、日銀金融政策会合を前に、ロンドン時間にショート・カバーが率先する中、NHKが、「日銀は明日まで開く金融政策決定会合で政策金利を0.25%程度に引き上げる案などを議論」と報じたことで、一転円買いに転じた。
ドル円は、155.22まで反発後152.68まで下落、ユーロドルは、ユーロ圏各国のGDP・速報値がまちまちとなり、独7月CPIは予想を上回ったが、クロス円の売りに1.0836から1.0798、ポンドドルが1.2865から1.2820まで値を下げた。
一方クロス円では、ユーロ円は167.95まで反発後165.13まで下落、ポンド円は、199.48から196.00、オージー円は101.78から99.82、NZD円は91.53から90.11、カナダ円は112.10から110.25まで売りに押された。