今日の裏読み、表読み(2024/07/02)
経済指標としては、NZ5月住宅建設許可件数、6月18日開催分の豪準備銀行・金融政策会合議事録、ユーロ圏6月消費者物価指数・速報値と5月失業率、米5月雇用動態調査などが発表される。
注目としては、NZ5月住宅建設許可件数は強弱次第、豪準備銀行・金融政策会合議事録は、直近のCPIが強かったことで、もし、利上げの可能性が示唆されると豪ドル相場を支えそう。また、ユーロ圏6月消費者物価指数・速報値や米5月雇用動態調査は、結果の強弱次第も、求人件数などは弱い見通しが見えていることは、留意しておきたい。
要人発言の機会も多く、ECBフォーラムにおけるパウエルFRB議長の発言が焦点。直近の米個人消費支出の上げ止まりを受けて、安心感が示されるか注目される。
戦略としては、ドル円は、下値を154.55で維持して、161.71まで反発。ただ、上値追いは厳しく、上値は162円や162.50が押さえるなら買いは利食い優先。売りは慎重さが必要だが、下げが甘ければ買い戻しながらの対応となる。下値は、160.70-00が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、160.23や159.27-30ゾーンをストップに買い直し。更には158.67-82、157.92、157.50-60、156.50、155.72、155.12割れを順次ストップに買い場探しとなる。
ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0916まで反発後、1.0666まで再下落もこれを維持する形。下値は、1.0624-66を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買いは、割れるなら止めて1.0600割れをストップに買い直しとなる。上値は、1.0777を前に、上げ渋りでは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、ストップを1.0852越えとして売り直し。超えても1.0902-16、1.0943、1.0981、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2300で維持して、1.2861まで反発も、1.2613まで再調整。下値は、1.2613-20を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは1.2580割れをストップ、割れても1.2503、1.2423-46、1.2300-32割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、1.2706-40を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.2861、1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、173.67まで上値を拡大も、一過性の上昇が続いており上値追いは不透明。上値は、174円を前に上げ渋りでは買いは利食い、売っても超えるなら止めて、174.50や175円をストップに売り直し。下値は、171.45を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いっても割れるなら止めて、170.71-91をストップの買い直し。また更には170.33、168.97-32、167.32-52などをストップに順次買い場探しとなる。
ポンド円は、204.75まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。ただ、上値は、月足からポイントが薄くなるが、207.99、214.20、215.87を睨みながら、順次サイコロジカルな位置を考慮しながら利食いや売り場探しとなる。まず上値は205円を前に上げ渋りでは、買いは利食いながら対応。売りは205.20越えをストップ、下値は、203円ミドルの維持では売りは利食いで、買いは202円ミドルまで買い下がって、201.96割れをストップ、割れても201.07、200.35-44、198.93割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、上値を107.82まで拡大も、上値を追いは厳しく、107.82が押さえると買いは利食いで、売りは108円や108.50越えをストップに検討したい。下値は、107円前後が維持されると売りは利食いで、買いは106円ミドルから106円前後まで買い下がって、ストップは105.34-54割れ。割れても104.50-00ゾーンでの買い直しで、このストップは104.81割れ。割れても104.03-35、103.54-60、102.62-98、101.83、101.59、100.46割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、98.37まで上値を拡大も、上値追いは不透明。上値は、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは98.50や99円越えをストップに売り上がる形。下値は、97.88-96ゾーンを前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がって、ストップは、97.09-44ゾーン割れ。割れても96.67-79、96.10-30、95.55-76、95.08-27割れをストップに順次押し目買いとなる。