今日の裏読み、表読み(2024/06/04)

昨晩はドルに売り戻しが優勢となった。ただ、引き続き大きなトレンドになるかは不透明で、追いかけるのは避けたい。
 本日の経済指標としては、英5月英小売連合・小売売上高調査、日5月マネタリーベース、豪第1四半期経常収支、4月企業総利益・企業在庫、スイス5月消費者物価指数、独5月失業者数・失業率、南ア第1四半期GDP、ブラジル第1四半期GDP、米国では、4月雇用動態調査、4月製造業新規受注と耐久財受注・改定値などが公表される。
 大きな材料はないが、米4月雇用動態調査の結果次第で、週末の米雇用統計の結果を占う形となりそうだ。ただ、翌日にはADP全米雇用報告の発表もあり、影響は大きくならない見通し。
 その他米長期金利や不安定な米株価の動向も引き続き注視しながら対応したい。

 戦略としては、ドル円は、156.78から153.60まで調整を維持して、157.71まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は157.47-71を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、158.50越えをストップに売り直し。更に超えても159.58や160.17をストップに、再度売り直しとなる。下値は、155.95を前に下げ渋りでは買い狙い。割れるなら止めても155.25、153.60、152.80、151.86、151.58、150.80、150.26、149.94を順次ストップに買い場探しとなる。
 ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0902まで反発。ただ、上値追いは厳しく、1.0943をストップに売り狙い。超えても1.0981、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.0828を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても、ストップは1.0788-11割れ。更に割れるケースからは、1.0760、1.0724、1.0674、1.0624-49、1.0600割れをストップに買い直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2300で維持して、1.2806まで反発。上値は、1.2823をストップに売り狙い。超えても1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。下値は、1.2681-94を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.2644、1.2580、1,2503、1.2423-46、1.2300-32割れをストップに順次買い場探しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、171.56まで一時上昇後、164.02まで下落もこれを維持して、170.89まで再反発も、現状は上値を抑える形。上値は170.89を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売って超えるなら止めて171.56をストップに売り直し。下値は、169.38-72を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買いは、169.06をストップ、割れても168.82、167.32、166.74、165.64、164.02割れをストップに買い場探しとなる。 
 ポンド円は、200.75まで上値を再拡大も、更なる展開とならず、上値は200.65-75を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、201.15越えをストップまたは、202.15越えをストップに売り直し場を探したい。下値は、199.00-22が維持されると売りは利食いで、買ってもストップは198.76割れ。更には197.38をストップ、割れても197円から196円方向と、慎重に値幅を取って買い下がって、ストップは深めの195.05割れ。割れても194.49-75ゾーン、193.84-05、193円割れ、191.37、190.83-10、190.00-30割れをストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、上値を104.95まで上値を拡大後、100.46で下値を支えて、104.87まで再反発も現状はこれが上値を抑える形。上値は104.73-95を前に上げ渋りでは利食いで、売っても超えるなら止めて、105.50や106円越えをストップに売り直しとなる。下値は、103.37を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは103円まで買い下がっても、ストップは102.81割れ。割れるケースからは、101.83、101.59、100.46、99.75-94割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、96.81まで上値拡大。ただ、上値追いは厳しく、96.81を前に上げ渋りでは買いは利食い、売りは97.00や97.50をストップに売り場を探したい。下値は、95.43を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めるか、95.08-25割れをストップ買い下がり。更に割れても94.15-16や93.70割れをストップ、更には93.15-49ゾーン、92.47、91.19や90.82をストップに押し目買いとなる。