昨晩の海外市場は、NY連銀のインフレ期待が、1年や5年後のインフレ期待が前回から上昇も、3年後のインフレ期待が低下したことで、影響は限られた。一方米10年物国債利回りが、4.496%から4.459%まで低下、総じてドルが軟調な動き。また、円相場は、イエレン財務長官が「G7の国の通貨は市場で決定されるべき」、「為替介入は過剰な動きへの対処であるべき」、「為替介入はまれな行為であるべき、他国への伝達必要」と再度市場介入に、警戒感を示したことで軟調な展開が続いた。
ドル円は、156.25まで上昇、ユーロドルが1.0807、ポンドドルが1.2569まで反発。クロス円では、ユーロ円が168.66、ポンド円は196.29、オージー円は103.28、NZD円は94.03、カナダ円は114.30まで値を上げた。