昨晩の海外(2024/05/04)

金曜日の海外市場は、米4月雇用統計において、非農業部門雇用者、失業率や平均時給とも予想より弱い結果となり、米10年物国債利回りが4.459%まで低下、一時ドル売りを強めるも、その後発表された4月ISM非製造業景況指数も予想を下回ったが、仕入れ価格指数が予想より大幅に強かったことで、一転ドルに買い戻しが優勢となった。尚、ボウマンFRB理事が「データ次第では、追加利上げの用意がある」と述べている。
 ドル円は、151.86まで下落後153.08まで一時反発、ユーロドルは、1.0724から1.0811まで反発後1.0752まで売りに押され、ポンドドルも1.2636まで上昇後1.2530まで値を下げた。
 一方クロス円では、ユーロ円が164.79から164.13で上下、ポンド円は192.57から191.37まで売りに押され、オージー円は101.22、NZD円は92.08まで反発、カナダ円は112.20から111.56まで下落後、安値圏の推移に留まった。