今日の裏読み、表読み(2024/02/19)

今週は、FOMCやECB理事会の議事録、各国のPMIの速報値が焦点となるが、米物価指数の結果を経て、総じて大きな材料に薄く、円売りを除く、揉み合い気味も展開が続く可能性に注目した。
 本日の経済指標としては、日本の12月機械受注、英1月ライトブーム住宅価格、スウェーデン1月消費者物価指数、加1月生産者物価指数、 1月鉱工業製品価格指数と原料価格指数などが発表される。
 大きな材料はなく、相場の影響は限られそう。また米長期金利次第も、NY市場が休場で、小動きの展開を前提に対応したい。

 戦略としては、ドル円は、150.89まで反発も現状は上値を抑える展開。上値は、150.64-89が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても151円や151.50越えをストップに、慎重に売り場探し。下値は、149.48を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いも割れるなら止めて、ストップを148.93割れとして買い直し。割れても148円ミドルから買い下がって、このストップは147.93割れまたは、147.63割れ。更に割れてもストップを深めの145.90において、値幅を取って買い下がる形を想定したい。
 ユーロドルは、1.1139で上値を抑えられて、調整が1.0695まで広げる形もこれが維持される形。。上値は、1.0787-95が押さえると買いは利食いや売り狙い。ストップは1.0806-18越え。超えても1.0898、1.0933、1.0996-98、1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り直しとなる。下値は、1.0720-32が維持されると売りは利食いで、買い下がってもストップは1.0695割れ。割れても1.0656、1.0613、1.0448割れをストップに順次慎重に買い場探しとなる。 
 ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2518まで拡大も現状は維持される形。下値は、1.2518-36を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いもこれをストップ。割れても1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに買い場探しとなる。上値は、1.2625が押さえると買いは利食いや売り狙いも、超えるなら止めて、1.2686をストップに売り狙い。超えても1.2773-86、1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、 161.95まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は162.25越えをストップに売場探し。下値は、161.32-44が維持されると売りは利食いで、161円まで買い下がって、ストップは160.91割れ。割れても160.38をストップに買い直しも、割れるなら止めて160.00前後から159円ミドル方向と買い下がって、ストップは158.90割れ、更には158.08、157.73、157.20、156.64などを順次ストップに、買い下がってみる形となる。
 ポンド円は、190.08まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値はこれが押さえると、利食いや売り狙い。超えても190.50や191円越えをストップに売場探し。下値は、188.73-89が維持されると売りは利食いで、買いは188円ミドル、188円と買い下がって、ストップは187.86-90割れ。割れても187.35-74ゾーン、187円と買い下がって、ストップは186.85割れ。更に割れても186円ミドルの維持では買っても、ストップは186.17割れとなる。
 豪ドル円は、上値を98.27まで拡大も、上値追いは厳し。98.27が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても98.55-59をストップに売り直しとなる。下値は、97.65-84が維持されると売りは利食いで、買いは97.07-32割れをストップ、割れても96.40-80ゾーンで買い下がって、ストップは96.20割れ。更には95.48-50、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、下値を88.64で維持して92.12までまで上値を拡大。上値はこの92.12を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても92.40や94.03をストップに売り直しとなる。下値は、91.40-45が維持されると売りは利食い。この位置の買いは91.26や91円割れをストップ、割れても90円ミドルから90円まで買い下がって、このストップは89.77割れ、割れても89.26、88.47-64、87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。