金曜日の海外市場は、米1月卸売物価指数が、総じて予想より強い結果となり、米10年物国債利回りが4.328%まで上昇も、その後発表された2月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が予想より弱く、ドル買いは限られた。
ドル円は、150.65まで反発後150.09まで下落、ユーロドルは、シュナーベルECB専務理事が「拙速な政策調整は避けるべき」、ビルロワドガロー仏中銀総裁が「利下げを急ぎ過ぎてインフレが再上昇するリスクがある」と発言したことが相場を支え、1.0780から1.0732でまで下落後1.0787まで反発、ポンドドルは、英1月小売売上高が予想より強い結果となり1.2604まで反発後、要因が値引きによるものとして、1.2547まで売りに押されるも再度1.2609まで値を上げた。
一方クロス円では、ユーロ円は161.95、ポンド円は189.52、オージー円は98.27、NZD円は92.13まで上昇、カナダ円は、予想より弱い12月加卸売売上高もあって、111.62から111.32まで値を下げた。