昨晩の海外(2024/02/15)

昨晩の海外市場は、主だった米経済指標のない中、米10年物国債利回りが4.322%から4.246%まで低下も、総じて小動きの揉み合いに留まった。尚、ウォラーFRB理事が、「FRBのガイダンスは制限的すぎた可能性」、グールズビー・シカゴ連銀総裁が「インフレ率が、12カ月ベースで2%になるまで利下げを待つことには賛成しない」、イエレン財務長官は、「CPIのわずかな変動に注目するのは大きな間違いだ」と述べたが、反応は見えなかった。
 ドル円は、150.35から150.75で上下、ユーロドルは、ユーロ圏第4四半期GDP・改定値が、前回と変化はかったが、デギンドスECB副総裁は、「必要な情報が揃うまでにはもう少し時間がかかる」と早期利下げに慎重な姿勢を示したことや対ポンドでの買い戻しで、1.0695から1.0735まで反発、ポンドドルは、英1月CPIが、予想より弱めとなり1.2536まで下落後、反発を1.2571で限定して、その後は小動きに留まった。尚ユーロポンドは、0.8549まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円は160.96から161.58まで反発、ポンド円は、188.76から189.31で推移、オージー円が97.75、NZD円は91.65まで反発、カナダ円は110.93から111.35まで反発後、110.97まで再下落した。