昨晩は、イベントを控えて揉み合い気味の展開。本日の材料で一定の動きが出るかだが、直近大きな方向感は見えず、動いても追いかけるのは危険かもしれない。
経済指標としては、NZ中銀第1四半期・2年物インフレ予想、豪2月ウエストパック消費者信頼感指数、日本の1月国内企業物価指数、豪1月NAB企業景況感指数・企業信頼感指数、仏12月ILO基準失業率、英1月雇用統計、トルコ12月経常収支、スイス1月消費者物価指数、独ユーロ圏2月ZEW景況感調査、米国では、1月NFIB中小企業楽観度指数、1月消費者物価指数と2月クリーブランド連銀・消費者物価指数などが発表される。
比較的重要な材料が多いが、英1月雇用統計や独ユーロ圏2月ZEW景況感調査は、結果の強弱次第。大きな焦点は、米1月消費者物価指数となるが、直近1月消費者物価指数の前月比が下方修正されたこともあり、現状は弱めの結果が想定されている。ただ、一定お織り込みあり、米長期金利の反応次第となるが、弱い結果でも金利低下が限定されるなら、逆の展開も考慮しておいた方が良いかもしれない。
戦略としては、ドル円は、149.58まで再反発後は高値圏で小動き。150円トライの可能性は高まっているが、ただ、引き続き上値追いは避けたい。上値は、149.58や149.67-75が押さえるなら売っても、超えるなら止めて、財務省の介入に対する警戒感もあって、150.00または、150.78越えをストップに、順次売り直し場を探したい。下値は、148.93が維持されると利食いも、割れるなら148円ミドルでの利食いで、買いは147.93割れまたは、147.63割れをストップに買い下がり。割れてもストップを深めの145.90において、値幅を取って買い下がる形を想定したい。またもし145.90を割れても145.58、144.36、143.65や143.42を順次ストップとして、押し目買いとなるが、こういった下落では、反発があれば、しっかりと利食って置くのが無難となりそうだ。
ユーロドルは、1.1139で上値を抑えられて、調整が1.0723まで拡大も、更なる展開とならず。押し目では、1.0742の維持では強く、売りは利食いや買い狙い。割れても1.0723を前に下げ渋りでは買い狙いとなるが、割れるなら止めて、1.0656、1.0613、1.0448割れをバックに、順次慎重に買い場探し。上値は、1.0806-18越えをストップに売り狙い。超えるなら止めて、1.0898をストップに、値幅を取って売り上がり、更に超えても1.0933、1.0996-98、1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り直しとなる。
ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2518まで拡大も現状は維持される形。下値は、1.2572が維持されると売りは利食いも、割れるなら1.2536や1.2518を前に下げ渋りでは利食いで、買いもこれをストップに。割れても1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに買い場探しとなる。上値は、1.2655-73ゾーンが押さえると利食い優先で、この位置からの売りは、1.2773-86越えをストップ。超えても1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 161.86で上値が押さえられて、下落が158.08まで拡大もこれを維持して、161.27まで再反発。上値は、161.27越えをストップに売り狙い。超えても161.72-86、162.25越えをストップに売場探しとなる。下値は、160.38が維持されるとる強く、売りは利食いで、買いは160.00前後から159円ミドル方向と買い下がって、ストップは158.90割れ、割れても158.08、157.73、157.20、156.64などを順次ストップに、買い下がってみる形となる。
ポンド円も、188.94まで上値を押さえられて、185.23まで下値を拡大もこれを維持して、188.88まで再反発。上値は、188.88-94が押さえると売り狙いだが、高値で注意が必要も、ストップは190.50越えなどでの対応も検討したい。下値は、187.86が維持されると強く、売りは利食い優先だが、割れるなら187.35-74ゾーン、187円と買い下がって、ストップは186.85割れ。割れても186円ミドルの維持では買っても、ストップは186.17割れ、割れても186.18、185.23、184.95、184.38、182.75割れを順次ストップに買い直しを検討したい。
豪ドル円は、反発が97.89まで拡大も、上値が抑えられる形。上値は、97.68-70、97.89-98.11ゾーン、98.55-59をストップに順次売り場探し。下値は、97.14が維持されると利食いも、買いは96.40-80ゾーンで買い下がって、ストップは96.20割れ。割れても95.48-50、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、下値を88.64で維持して91.87までまで上値を拡大。ただ、上値追いは避けたい。上値はこの91.87が押さえると利食いや売り狙い。下値は、91.24が維持されると利食いも、割れるなら91円前後から90円ミドルまで買い下がりでこのストップはできれば、89.77割れとして90円前後まで買い下がれればベター。また割れても89.26、88.47-64、87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。