昨晩の海外(2024/02/13)

昨晩の海外市場は、大きな経済指標の発表のない中、NY連銀の1年先のインフレ見通しが、総じて低下するも、米10年物国債利回りは、4.148%から4.197%のレンジで上下、総じて揉み合いの相場展開に留まった。尚、NY株価3指数や海外での日経平均株価が、高値を更新する動きも、利食いに押された。また、ボウマンFRB理事は、「利下げが近い将来、適切になるとは考えていない」と述べている。
 ドル円は、148.93から149.48の狭いレンジでの推移、ユーロドルは、デコス・スペイン中銀総裁が「ECBの利下げ開始時期の鍵を握るのは、3月のインフレや経済見通し」、チポローネECB理事が「さらに政策金利を緩和をする必要はない」、ウンシュ・ベルギー中銀総裁が「インフレリスクはかなり限定的」と述べたが、影響は見えず1.0806から1.0756まで下落は、1.0786が上値を抑え、ポンドドルは、1.2655から1.2606まで下落後、1.2641まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は161.10から160.38のレンジで推移、ポンド円は、187.86まで下落188.73まで反発、オージー円は97.68、NZD円は91.68、カナダ円は111.20まで値を上げた。