昨晩は、揉み合いの中円売りのみが拡大する形となった。再び「おバカな」日銀の影響だが、焦点は150円の再トライとなるが、一方で当局・財務省の円買い介入があるか焦点となるが、前回152円をトライした時は介入は見られなかった。そうなると再び152円を超えない限り介入はないのか、または、積極的な介入があるのか、注目して対応したい。
経済指標としては、日本の1月マネーストックM2、独1月消費者物価指数・改定値、トルコ12月鉱工業生産、メキシコ12月鉱工業生産、加1月雇用統計などが発表される。
大きな材料はないが、加1月雇用統計の結果で、カナダドル相場に一定の動きが出る可能性は注目したい。
その他、本日も要人発言は、総じて反応が限定される見通しも、月曜日は東京市場の休場もあって、週末のポジション調整の動きは、注意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、149.48まで再反発。上値は149.67-75、150.00や150.78越えをストップに、順次売り直し場を探したい。下値は、148円ミドルの維持では、売りは利食いで、買いは147.93割れまたは、147.63割れをストップに買い下がり。割れてもストップを深めの145.90において、値幅を取って買い下がる形を想定したい。またもし145.90を割れても145.58、144.36、143.65や143.42を順次ストップとして、押し目買いとなるが、こういった下落では、反発があれば、しっかりと利食って置くのが無難となりそうだ。
ユーロドルは、1.1139で上値を抑えられて、調整が1.0723まで拡大も、更なる展開とならず。押し目では、1.0723を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.0656、1.0613、1.0448割れをバックに、順次慎重に買い場探し。上値は、1.0789-98ゾーンが押さえると買いは利食いで、売りは1.0818越えをストップに売り上がり、超えるなら止めて、1.0898をストップに、値幅を取って売り上がり、更に超えても1.0933、1.0996-98、1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り直しとなる。
ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2518まで拡大も現状は維持される形。下値は、1.2572が維持されると売りは利食いも、割れるなら1.2536や1.2518を前に下げ渋りでは利食いで、買いもこれをストップに。割れても1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに買い場探しとなる。上値は、1.2642-73ゾーンが押さえると利食い優先で、この位置からの売りは、1.2773-86越えをストップ。超えても1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 161.86で上値が押さえられて、下落が158.08まで拡大もこれを維持して、161.00まで再反発。上値追いは厳しく、早期は売り場探しとなるが、ストップは161.17越え、超えても161.72-86、162.25越えをストップに売場探しとなる。下値は、160.00-30ゾーンが維持されると売りは利食いで、買いはこの位置から159円ミドル方向と買い下がって、ストップは158.90割れ、割れても158.08、157.73、157.20、156.64などを順次ストップに、買い下がってみる形となる。
ポンド円も、188.94まで上値を押さえられて、185.23まで下値を拡大もこれを維持して、188.49まで再反発。上値は、188.56、188.91-94越えなどをストップに売場探しとなる。下値は、187.35-74ゾーンが維持されると売りは利食いで、買いはこの位置から187円、186円ミドルと買い下がって、ストップは186.17割れ、割れても186.18、185.23、184.95、184.38、182.75割れを順次ストップに買い直しを検討したい。
豪ドル円は、反発が97.89まで拡大も、上値が抑えられる形。上値は、97.05が押さえると買いは利食いで、売りは97.39-70、97.89-98.11ゾーン、98.55-59をストップに順次売り場探し。下値は、96.20が維持されると売りは利食いや買狙い。割れても95.48-50を前に下げ渋りでは、利食いや買い狙いで、割れるなら止めて、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、下値を88.64で維持して91.05までまで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は91.05-08、91.52をストップに順次売り場探しとなる。下値は、90円ミドルから90円前後での利食いや買い下がりで、このストップは89.77割れ、割れても89.26、88.47-64、87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。