昨晩の海外(2024/01/30)

昨晩の海外市場は、大きな経済指標の発表のない中、欧州時間に、センテノ・ポルトガル中銀総裁の「価格を押し上げたほぼすべての要因が消失した」、「遅かれ早かれ利下げを開始するべきだが、突然の動きは避けるべきだ」、カジミール・スロバキア中銀総裁が「次の動きは利下げであり、それは手の届く範囲にある」と述べたことで、ドル買いが優勢となるも、NY市場で、米10年物国債利回りが、4.059%まで低下したことで、巻き戻しが優勢となった。
 ドル円は、148.09から147.26まで下落、ユーロドルは、ECB要人からハト派発言が相次いだことで、1.0796まで下落後1.0840まで反発、ポンドドルも、1.2662まで下落後1.2718まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は159.42、ポンド円は187.12まで下落、オージー円は97.71まで反発後97.29まで下落、NZD円は90.52から90.08で上下、カナダ円は110.21から109.73まで売りに押された。