今日の裏読み、表読み(2024/01/15)

今週は、大きな材料に薄い週となる。また既に1月31日のFOMCの発表を控えて、思惑に揺れる展開が続きそう。
 経済指標としては、英12月ライトブーム住宅価格、独12月卸売物価指数、スウェーデンとポーランドの12月消費者物価指数、ユーロ圏11月鉱工業生産と貿易収支、加11月卸売売上高・製造業出荷、NZ第1四半期NZIERの設備稼働率と企業信頼感指数などが発表される。
 大きな材料や米国の経済指標の発表もなく、NY市場の債券・株式市場が、キング牧師の誕生日で、休場となることもあって、動意に薄い展開を想定したい。

 戦略としては、ドル円は、146.41まで反発も、更なる展開となっておらず、上値では、145.57や146.41を前に、上げ渋りでは利食いやこれをストップに売り狙い。超えても147.50や148.52-84をストップに順次売り場を探したい。売りの場合は、下げが甘ければ買い戻しながらの対応が安全そうだ。一方下値は、144.36を前に下げ渋りでは利食いや買い狙い。割れるなら止めて、再度143.65や143.42をストップとして、押し目では買い場探し。割れても142.85、141.86、141.29、140.78、140.25割れをストップに、順次買い場を探しながら、反発ではしっかりと利食いながらの対応となる。 
 ユーロドルは、1.1139までまで反発も、上値を抑えられて調整が1.0877を維持して揉み合いが続いている。下値は1.0910-30を前に下げ渋りでは、利食いや買っても、割れるなら止めて、1.0877をストップに買い直し。割れても1.0864、1.0767-73割れをストップに順次買い場探しとなる。 上値は、1.0996-98が押さえると利食いで、売りもこれをストップ、超えても1.1000-50での売り狙いで、1.1085越えをストップ、更に超えても1.1139や1.1150越えをストップに売り直しとなる。
 ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2610まで再拡大もこれを維持する形。下値は1.2674-90をストップに、下げ止まりでは利食いや買い場探し。割れるなら止めて、再度1.2610、1.2500割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.2786が押さえると利食いやこれをストップに売り狙い。超えても1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、 160.18まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、160.18を前に上げ渋りでは利食い、売り狙いもこれをストップ、超えても160.60越えをストップ、更に超えても161.77-162.25越えをストップに売り直しとなる。下値は、158.54を前に下げ渋りでは利食いで、買ってもこれを割れるなら止めて、157.73、157.20、156.64、更には156.07や155.07をストップに、順次買い下がってみる形となる。 
 ポンド円は、反発が186.17まで拡大も、更なる展開とならず、上値は186.17-20や186.50をストップに売場探し。下値は184円前後では、利食いや買い狙い。このストップは183.79割れ、割れても182.75割れをストップ、この場合倍返しも検討されるが、ターゲットは、182.00-38の維持では利食いで、この位置の買いは181.68割れをストップ、割れても181円割れをストップ、更には180円ミドル、180円前後、179.00-50と買い下がりで、このストップは、178.74割れとなる
 豪ドル円は、反発が97.80まで拡大も、上値が抑えられる形。上値は、97.80-98.11ゾーンを前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても98.55-59をストップに順次売り場探し。下値は、96.、40-60の維持では利食いや買い狙い。このストップは、96.15割れをストップ。割れても95.85、95.48、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、下値を88.64で維持して90.99まで上値を再拡大も、上値が押さえられる形。上値90.99を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても91.08や91.52をストップに順次売り場探し。下値は、90円前後の維持では利食いで、買い下がりも、ストップは89.69割れ。割れても、89.00、88.47-64、更には87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。