昨晩は、強い米CPIに一時ドル買いも、この動きは限定された。一応日替わり的な展開は未だ続いているようだ。
経済指標としては、日本の11月国際収支と12月景気ウオッチャー調査、中国の12月消費者・生産者物価指数と貿易収支、英11月月次GDP、11月鉱工業・製造業生産と貿易収支、仏12月消費者物価指数・改定値と11月消費支出、米国では、12月卸売物価指数が発表される。
本日も米卸売物価指数が焦点となるが、強い結果は想定の範囲となりそう。ともかく反応が出ても、追いかけるのは避けたおいた方が良さそうだ。
引き続き米株化や米長期金利の動向、週末のポジション調整の動きも留意して対応したい。
尚、週末の台湾総統選挙の結果に関しては、どちらが当選しても、影響は大きく出ない見通し。
戦略としては、ドル円は、146.41まで反発。ただ更なる展開となっておらず、上値では売りも出易い状況は考慮しておきたい。上値は146.51-59を前に、上げ渋りでは利食いやこれをストップに売り狙い。超えても147.50や148.52-84をストップに順次売り場を探したい。売りの場合は、下げが甘ければ買い戻しながらの対応が安全そうだ。一方下値は、145.14が維持されると売りは利食って、買っても割れるなら止めて、再度143.65や143.42をストップとして、押し目では買い場探し。割れても142.85、141.86、141.29、140.78、140.25割れをストップに、順次買い場を探しながら、反発ではしっかりと利食いながらの対応となる。
ユーロドルは、1.1139までまで反発も、上値を抑えられて調整が1.0877を維持する形。押し目は、1.0910-30をストップに買い場探し。割れるなら止めて、1.0877をストップに買い直し。割れても1.0864、1.0767-73割れをストップに順次買い場探しとなる。 上値は、1.0996-98が押さえると利食いで、売りもこれをストップ、超えても1.1000-50での売り狙いで、1.1085越えをストップ、更に超えても1.1139や1.1150越えをストップに売り直しとなる。
ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2610まで再拡大もこれを維持する形。下値は1.2674-90をストップに買い場探し。割れるなら止めて、再度1.2610、1.2500割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.2778が押さえると利食いやこれをストップに売り狙い。超えても1.2828越えをストップに売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 160.18まで上値を拡大も更に上値追いも厳しい。早期は売り場探しだが、ストップは160.18や160.60越えとして売り場探し。超えても161.77-162.25越えをストップに売り直しとなる。下値は、159円前後のまでは買い下がる形。割れるなら止めて、再度157.73割れをストップ、更には157.20、156.64、156.07や155.07をストップに、順次買い下がってみる形となる。
ポンド円は、反発が186.17まで拡大も、上値追いは避けたい。上値は186.17-20や186.50をストップに売場探し。下値は184.30-185.00ゾーンの維持では利食いや買い狙い。このストップは183.79割れ、割れても182.75割れをストップ、この場合倍返しも検討されるが、ターゲットは、182.00-38の維持では利食いで、この位置の買いは181.68割れをストップ、割れても181円割れをストップ、更には180円ミドル、180円前後、179.00-50と買い下がりで、このストップは、178.74割れとなる
豪ドル円は、反発が97.80まで拡大も、上値追いは避けたい。上値は、97.80-98.11ゾーン、98.55-59をストップに順次売り場探し。下値は、97円前後の維持では利食いや買い狙い。このストップは、96.95割れで。割れても96.15をストップに買い直し。更には95.85、95.48、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、下値を88.64で維持して90.99まで上値を再拡大も、上値追いは厳しい。上値90.99、91.08や91.52をストップに順次売り場探し。下値は、90円前後の維持では利食いで、買い下がりも、ストップは89.69割れ。割れても、89.00、88.47-64、更には87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。