今日の裏読み、表読み(2024/01/05)

昨晩は円の軟調な動きが続いた。ただ、上値ではやれやれの売りも出易いことは、留意しておきたい。
 経済指標としては、日本の12月消費者態度指数、独11月小売売上高、英12月ハリファックス住宅価格と建設業PMI、ユーロ圏12月消費者物価指数・速報値と11月卸売物価指数、カナダでは1月景気先行指数、12月雇用統計とIvey購買部協会指数、米国では、12月雇用統計、11月製造業新規受注、12月ISM非製造業景況指数と総合指数、11月耐久財受注・改定値などが発表される。
 注目は、米雇用統計となるが、昨日の雇用関連指標が強かったことまって、強い結果が期待感となる一方、弱い結果の方がサプライズとなることは、留意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、140.25まで下値を拡大もこれを維持して、144.86まで反発。上値はこれが押さえると売り狙い。できれば145円台まで売り上がって、ストップは146円越えや146.59越え。下値は、144.30-46が維持されると利食い、割れても144円前後、143.11-56では利食いや買い下がりで、このストップは142.85割れ、割れても142円まで買い下がって、ストップは78141.86割れまたは、141円ミドルまで買い下がるならストップは、141.29割れで、割れても140.78、140.25割れをストップに買い場探しとなる。 
 ユーロドルは、1.1139までまで反発も、上値を抑えられて調整が1.0893を維持する形。押し目は1.08890-93をストップに買い下がりで、割れても1.0864、割れても1.0800-30での買い直しで、このストップは1.0767-73割れとなる。上値は、1.0972が押さえると利食いで、売りは1.0972-75越えをストップ、超えて倍返しも1.1000-50での利食いで、売りは1.1085越えをストップ、更に超えても1.1139や1.1150越えをストップに売り直しとなる。
 ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2610まで再拡大もこれを維持する形。下値は1.2610をストップに押し目買い。割れても1.2535-75ゾーンを買い下がって、ストップは1.2500割れとなる。上値は、1.2730を前に上げ渋りでは利食いやこれをストップに売り狙い。超えても1.2760-76ゾーンをストップ、更に1.2828越えをストップに売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、 158.59まで再反発。ただ、上値追いは避けたい。上値は、159.12、159.72-86越えをストップに売場探し。下値は158.00-13が維持されると利食い、この位置の買いは157.76割れでの倍返し。ターゲットは、157.29-50の維持では利食いで、この位置から157円前後まで買い下がって、ストップは156.64割れ。または156.07割れとするなら買い下がりとなる。 
 ポンド円は、反発が184.19でCapされて、調整が178.74を維持して、183.79まで再反発。上値追いは避けて、183.79や184.19をストップに売り狙い。下値は、182.82が維持されると利食いで、買いは割れるなら倍返し。ターゲットは、182.00-38の維持では利食いで、この位置の買いは181.68割れをストップ、割れても181円割れをストップ、更には180円ミドル、180円前後、179.00-50と買い下がりで、このストップは、178.74割れとなる
 豪ドル円は、反発が97.60まで拡大も、上値を押さえられて調整が85.85を維持する形。上値は97.60をストップに売り狙い。下値は、96.20を前に下げ渋りでは利食いで、買いは95.85をストップに買い場探し。割れても95.48や94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、下値を88.64で維持して再反発。上値は90.44、90.78-91、91.08や91.52をストップに順次売り場探し。下値は、89.89-96ゾーンが維持されると利食いで、買いもこれをストップ。割れるケースでは、倍返しも検討されるが、89.20を前に下げ渋りでは利食いで、買いはこういった位置から買い下がって、88.64をストップ。割れるなら止めて、ストップを88.47、も87.68-85ゾーン割れをストップに買い直しとなる。