今日の裏読み、表読み(2024/01/04)

昨晩もドルが堅調な展開となったが、引き続き日替わり的な動きに留まる可能性は留意しておきたい。
 経済指標としては、中国12月財新サービス業PMI、仏12月消費者物価指数・速報値、ユーロ圏各国の12月サービス業PMI・改定値、英12月サービス業PMI・改定値、独12月消費者物価指数・速報値、米国では、12月ADP全米雇用報告、週間新規失業保険申請件数、12月サービス業と総合PMI・改定値などが発表される。
 注目としては、仏独12月消費者物価指数や12月サービス業PMIは結果次第も、昨晩の製造業PMIでも影響が限られている。一方米国では、週末の雇用統計を前に、12月ADP全米雇用報告や週間新規失業保険申請件数が焦点。比較的良好な雇用環境が続くのか注目となるが、直近米長期金利が反転しており、リスクは弱い結果となりそうだ。

 戦略としては、ドル円は、140.25まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は143.73をストップに反発があれば売り場探し。超えても144.10、144.96をストップに戻り売り場探しとなる。下値は、142.40-50を前に下げ止まりでは買い戻しで、買いは142円まで買い下がって、ストップは141.86割れまたは、141円ミドルまで買い下がるならストップは、141.29割れで、割れても140.78、140.25割れをストップに買い場探しとなる。 
 ユーロドルは、1.1139までまで反発も、上値を抑えられて調整が1.0893まで再拡大。ただ、突っ込み売りは出来ず、早期は1.08890-93をストップ、または、1.0864割れをストップに買い場探し。割れても1.0800-30での買い直しで、このストップは1.0767-73割れとなるが、こういった下落では、反発があればしっかりと利食いながら対応したい。上値は、1.09ミドルが押さえると利食いで、売りは1.0966-75越えをストップ、倍返しも1.1000-50での利食いで、売りは1.1085越えをストップ、更に超えても1.1139や1.1150越えをストップに売り直しとなる。
 ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2610まで再拡大もこれを維持する形。下値は押し目買いで、ストップは1.2610割れ。割れて1.2535-75ゾーンを買い下がって、ストップは1.2500割れとなる。上値は、1.2700前後が押さえると利食いで、この位置から売り上がって、1.2760-76ゾーンをストップ、超えても1.2828越えをストップに売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、 反発が158.39や158.57で抑えられて、下落が155.07を維持する形。押し目はこれをストップに買い場探し。割れても154.40や153.85、更に153.14を順次ストップに買い直し場を探す形。ターゲットは、156.79-95が押さえると利食いで、売りもこれをストップ、超えて158.39や158.87を前に上げ渋りでは、利食いながらこれをストップに売狙いとなる。
 ポンド円は、反発が184.19でCapされて、調整が178.74で維持される形。上値は、181.76や182.19-37をストップに売り狙い。超えて183.34、184.19をストップに順次売り直し場を探す形。下値は、180円ミドルの維持では利食いながら、割れて180円前後、179.00-50と利食い場や買い下がりで、このストップは、178.74割れとなる。また割れるなら止めて、178.00割れをストップに買い直しとなる。
 豪ドル円は、反発が97.60まで拡大も、更なる展開とならず、下値は、95.85をストップに買い狙い。割れても95.48や94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。上値は96.72-96.92ゾーンを前に上げ渋りでは利食いで、売りもこれをストップ、超えて97.60をストップに売り直しとなる。
 NZD円は、再反発も90.44が上値を抑える形。下値は、88.64をストップに買い狙い。割れるなら止めて、ストップを88.47、も87.68-85ゾーン割れをストップに買い直しとなる。上値は89.62や89.90を前に上げ渋りでは利食いで、売っても超えるなら止めて、90.44をストップに売り直しとなる。