昨晩は、未だ休暇ムードが残る中、ドルや円の軟調な展開となった。
本日から、完全の市場が戻って来ること、また月末のスポット応当日となることで、月末決済に向けて一定のフローが出る可能性に留意しておきたい。
経済指標としては、日本の日銀金融政策決定会合における主な意見、11月新設住宅着工戸数と建設工事受注額、米国では、12月リッチモンド連銀・製造業総合指数とダラス連銀・サービス売上高指数 などが発表される。
大きな材料はなく、総じて影響は限られそう。
その他、入札に絡めた米長期金利の動向や高値を目指している株価の動向なども注視した対応したい。
戦略としては、ドル円は、140.97まで下値を拡大もこれを維持する形。下値は、141.86が維持されると押し目は買っても、割れるなら止めて、141.43や140.97をストップに、再度買い直しとなる。上値は、142.67が押さえると利食いで、売りもこれをストップ、超えても、143.40をストップに売り直し、超えても144.10越え、更に144.96をストップに戻りとなる。ただ、こういった反発では、押し目が甘ければ買い直しながら対応したい。
ユーロドルは、1.1045まで反発も、上値追いは厳しく。引き続き1.1065をストップに売場探し。超えても1.1150越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.0000前後の維持では利食いで、買ってもストップは1.0989割れ。割れて1.095ミドルでの利食いや買い狙い。このストップは1.0930割れても、1.0889や1.0864割れをストップ、更に1.0800-30での買い直しで、このストップは1.0767-73割れとなるが、こういった下落では、反発があればしっかりと利食いながら対応したい。
ポンドドルも下値を1.2501で維持して、1.2795まで反発も、上値を押さえられ形。上値は、1.2745-62が押さえると売り狙いで、超えるなら止めて1.2795や1.2818越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.28前後の維持では利食いや買いも、ストップは1.2672割れ。割れて再度1.2612をストップに、下げ止まりでは利食い優先から買いで、更に1.2535-75ゾーンを買い下がって、ストップは1.2500割れとなる。ただ、こういった下落では、それ以前の高値が押さえると利食い優先となる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 158.87まで上値を拡大も上値を押さえられる形。下値は156.13をストップに押し目買い、割れても155.38、154.40や153.85、更に153.14をストップに買い直し場を探しながら、上値は157.774を前に、上げ渋りでは利食いで、売りもこれをストップ、超えて158.87をストップに売り直しとなる。
ポンド円は、反発が184.19でCapされて大きく調整。下値は179.79をストップに押し目買い、割れても178.33をストップに買い直しとなる。上値は、181.34が押さえると利食いも、超えるなら182.37を前に利食いで、これをストップに売り狙い。超えて183.34、184.19をストップに売り直し場を探して、こういった売りのターゲットは、その直前の下値が支えると、利食いを優先しながら対応したい。
豪ドル円は、反発が97.59まで拡大も、更なる展開とならず、押し目は96.20をストップに押し目買い、割れるなら止めて、95.48割れ、更には94.57-73、93.73割れをストップに買い直しとなる。上値は、97.59を前に上げ渋りでは利食い優先で、これをストップに売り狙い。超えて98.59をストップに売場を探す形となるが、こういった上昇では、下げが甘ければ利食いながら対応したい。
NZD円は、90.44まで反発も、更なる展開とならず、下値は89.17をストップに押し目買い。割れるなら止めて、89円前後から買い下がって、ストップは88.47割れ。更に割れても87.68-85ゾーン割れをストップに買い直しとなる。上値は、90.44を前に、上げ渋りでは利食い優先や売り狙い。超えるなら止めて、再度91.52越えをストップに売り直しとなるが、こういった反発でh、下げが甘ければ利食いながら対応したい。