昨晩の海外(2023/12/20)

昨晩の海外市場は、米11月住宅着工件数が、予想より強い結果となるも、11月建設許可件数が予想を下回り、総じて影響は限られたが、米10年物国債利回りが、3.948%から3.894%まで低下したことで、ドル売りが優勢、また、日銀金融政策決定会合で、早期政策修正期待が覆されたことで、円売りが強まった。
 尚、バーキン・リッチモンド連銀総裁が「予想通りインフレ率が低下すればFRB適切に対応する」、ボスティック・アトランタ連銀総裁が「政策には毅然とした態度が必要」と述べたが、反応は見えなかった。
 ドル円は144.96まで反発後、143.53まで売りに押され、ユーロドルは、1.0988、ポンドドルは、1.2762まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円は158.57まで反発後157.60、ポンド円は184.19から183.04まで利食いに押され、オージー円は97.59、NZD円は90.37まで値を上げ、カナダ円は、予想を上回る加11月消費者物価指数もあって、108.29まで反発後、107.62まで売りに押された。