昨晩の海外(2023/11/23)

昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数や11月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値、強い結果となったことで、米10年物国債利回りが、4.363%から4.447%まで上昇、ドル買いが優勢となった。
 ドル円は、149.75まで上昇、ユーロドルは、ユーロ圏11月消費者信頼感・速報値が、予想より改善をみせたが、1.0852まで売りに押され、ポンドドルも1.2450まで下落した。尚ナーゲル独連銀総裁は、「政策金利は当面、現行水準に維持されると予想」、「ECBが再び利上げを実施するかどうかは断言できない」と述べている。
 一方クロス円は、堅調なNY株価3指数もあって、買い戻しが優勢となった。ユーロ円が162.94まで上昇、ポンド円は187.03から186.21で揉み合い、オージー円は、ブロック豪準備銀行総裁が「より大幅な引き締めが正しい政策対応」と述べたこともあり、97.94まで値を上げ、NZD円は90.13まで再上昇、カナダ円は、マックレム加銀行総裁が、「経済は今後数四半期も引き続き弱いだろう」と述べるも、「インフレはまだ高すぎる、さらなる利上げの準備は必要」と示したこともあって、108.29を安値に109.26まで反発した。