昨晩の海外(2023/11/14)

昨晩の海外市場は、主だった材料に薄い中、NY連銀の最新調査で「1年後のインフレ期待が3.6%と前回3.7%から3か月ぶりに低下」との報道を受けて、ドル売りが出るも、米10年物国債利回りが、4.624%から4.694%まで反発、NY株価3指数も大きな動きは見えず、米CPIの発表を控えて、総じて揉み合いの動きに留まった。
 ドル円は、鈴木財務相が「為替相場、急激な変動は好ましくない」、「市場を注視し、緊張感を持って万全の対応する」と発言も、ほとんど反応はなく、151.91まで上昇後151.21まで一時売りに押されたが、更なる売りは見えず、ユーロドルは、米投資銀行のエコノミストが、「ECBが、来年6月にも0.25%の利下げを実施する」との見通しを示したことで、1.0665まで下落後1.0706まで反発、ポンドドルは、1.2230から1.2278までじり高となった。
 一方クロス円では、ユーロ円は、163.37まで高値を更新後161.55まで一時下落後値を戻し、ポンド円も、185.27まで下落後186.06まで反発、オージー円は96.87から96.42まで下落後、このレンジで推移、NZD円は89.50から88.97まで一時値を下げ、カナダ円は110.02から109.48で上下した。