昨晩の海外市場は、米9月建設許可件数が予想より強い結果も、9月住宅着工件数が弱い結果となったことで、総じて影響は限られた。ただ、米10年物国債利回りが、4.813%から4.928%まで上昇しドル相場を支えた。またNY株価3指数が軟調な推移、一部通信社が「イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザで地上作戦の開始を準備中」と報じたこともリスクオフの動きにつながった。尚ベージュブックでは、「ほとんどの地区では9月以降、経済活動にほとんど変化は見られなかった」、「労働市場の逼迫は引き続き緩和した」と示されている。
ドル円は149.94までじり高、ユーロドルは、1.0594から1.0523まで下落、ポンドドルも1.2211から1.2138まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が157.69、ポンド円は181.86、オージー円は94.85、NZD円は87.68、カナダ円は109.28まで値を下げた。