昨晩の海外(2023/10/18)

昨晩の海外市場は、米9月小売売上高が予想を大きく上回り、一時ドル買いが優勢となるも、その後発表された10月NAHB住宅市場指数が予想を下回り、ドル買いも限定された。ただ総じて揉み合いの展開からは逸脱していない。尚米10年物国債利回りは、4.859%まで上昇し、NY株価3指数は、バイデン政権の半導体輸出規制が嫌気され、揉み合いの動きに留まったが、総じて為替市場の反応は限られた。
 ドル円は、「日銀は、2024年度の物価見通しを従来の1.9%から2.0%以上へ上方修正する公算が大きい」との一部報道を受けて、148.84まで急落気味に下げた後、149.85まで反発、ユーロドルは、独10月ZEW景況感指数が予想を上回り、ユーロ圏10月ZEW景況感指数が、4月以来のプラス圏を回復したことで、1.0533から1.0595まで上昇、ポンドドルも1.2212まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は、157.22まで下落後158.62まで反発、ポンド円は181.08から182.81、オージー円は94.59から95.51、NZD円は87.75から88.46、カナダ円は109.32から109.92まで反発した。